夕方、近所のスーパーに買い物に行き、戻ってきて、車を停めた。 そして、エンジンを切って降りようとして、ドアミラーをたたんでいないことに気づいた。
たたもうとして、エンジンをonにして・・・、 あれ? ドアミラーのスイッチ、どこだっけ? と、指がスイッチを探した。
わからない。
いや、わからないワケがないだろう? 毎日、乗るたびに考えもせずに触れているはずの、スイッチなんだから^^;
でも、わからない。 わたしは、もう一度シートにちゃんと腰掛けて、エンジンもちゃんとかけて、 普段やるようにスイッチに手を伸ばそうとするのだけれど、 やっぱり、わからない。
っていうか、これだよなあっていうスイッチはあるのだけど、 こんなカタチだったけ? こんな手触りだっけ? と、指が違和感を訴えてくる。
ルームライトを点して、マークを確認して、やっぱりそれだ、と、分かって、 ドアミラーがちゃんとウィーンって音をたててたたまれても、 わたしは釈然としない気分で、そのスイッチを何度も触っていた。
そして、恐怖感でいっぱいになった。
大丈夫か、わたし。 若年性ナントカになりかけてないか?
自慢の想像力で、それはもう、そうなったときのアレやコレやを、 いっぱいいっぱい考えて、ブルーになった。
とりあえず、コーヒーを飲もうと思って、お湯を沸かした。
でも、仮に今そうならなくても、いつかは記憶はなくなっていくものかも知れない。 だったら、わたしのとる道は、やっぱり1つしかないじゃないか、と、思った。
食事の支度をしたあとで、久々にギターをちゃんと弾いた。 暗譜しているオリジナルを、ひたすら弾いて歌った。 不安をかき消したくて、歌った。
わたしは、わたしでいられるうちに、 まだまだまだまだ、やらなきゃいけないことが、いっぱいあるんだよ。
時間は待っててくれないんだから。 そうだろう?
まあ、とにかく。 運転してて「ブレーキどこだっけ?」ってならないことを願おう^^;
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