<日刊 岡村>
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今、図書館から司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を借りてきて読んでいます。 愛媛県出身の正岡子規、その友人で日露戦争の日本海海戦で実質的に作戦指導した秋山好之、そしてその兄でやはり日露戦争において日本の騎兵の育ての親としてロシア軍の相手に大活躍した秋山好古の秋山兄弟を中心に話は展開していきますが明治時代の人達のいじらしいまでの心意気・・・お上の言うことには文句を言わず疑問をはさまず黙々と従い、それが全滅が必至な状況であろうとも従容(しょうよう)としてそれを受け入れ倒れて行く。
読みながら日露戦争当時の乃木大将指揮の第三軍上層部の無能ぶり(特に伊地知幸介)に憤慨(ふんがい)したり、無名の兵士に同情したりいつも読んでいるビジネス誌などとは異なる興奮、心の昂ぶりがあります。
それにしても当時は技術・知識を持った人が少なく個人の立身出世がそのまま国家の発展に繋がって行きました。ある意味単純ではありますが面白い時代ではありました。未知の分野が広がっており何かを極めればそのままその人がその分野の権威になったのですから。
誰しもが志を立て各分野において立身出世を心がけそれが国力の増大とイコールとなった。今は時代は豊かになりましたが立身出世して行きたいと言う気概が相当落ちてしまったかに思えます。今の青少年に対するアンケートによれば立身出世に対するモチベーションの低下は諸外国比でもかなり低い水準にあるとの統計が出ているようでありまずいことだと思っています。
それを糾し高い志に向かい頑張ると言った気風を復活させるのは「教育」です。教育の質が今後益々国家の運命を決めます。まずはこの相模原の教育を変えて行ければと思います。
岡村まさお

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