7畳半

2008年03月21日(金) 意外な想い

まさか。
まさかただの後輩だと思ってた子が
自分のことを好きだったなんて。

・・・・・・。
かなり動揺してる。



いいこだからね。
誰に聞いても彼女の悪い評判は聞かない。
外見もスレンダーだし。
まぁたぶん顔と体型は今の彼女の方が好みだからなんともいえんけど。
ってそんな話じゃねぇ。
とにかく、いいこ。


けど、なんで俺はヤンデレに好かれるかねぇ。
ていうかまぁ微妙なヤンデレ専って公言してるけどさ。
心のどっかに闇を抱えてたほうが魅力的じゃん?
その闇を自分が覆い隠せたらどんなに幸せか。
・・・やっぱ他人のために生きてんだな、俺って。
ん〜、ヤンデレが集うのは「類は友を呼ぶ」っていえばそれまでなんだけど。



話を戻そう。
とにかく、そのこと徹夜で語り明かしたんさ。
ふとカーテンを開けたら月が出てて、
その場のノリで俺がソファを動かしてベランダに向けて二人で座って見てた。
たぶん2時間くらい。
他愛もない話をしながら、7割ほどの沈黙を交えて。
そこで言われたんだけどね。


沈黙の間、ずっと考えてた。
あぁ、今こうして幸せを感じながら話してるけど、こんな話もいつかできなくなるんだろうなって。
今見てる月も、見る回数を重ねるごとに、感情の昂ぶりがなくなるんだろうなって。
結局、俺が優しくできるのは距離を置いてるからなんだなって。
いつか、なにもかもが当たり前になって、そしたらそのまたいつか、それが煩わしくなる時が来るんだって、思った。
恋人になってずっとうまくいく人はいないって確信した。


ずっと黙ってたら、「かわいい」って。
やめろ、って、癪に障る、って言ったけど、
「なんか精一杯生きてる人ですよね」って。
それがなぜかわいいのかは知らんが、(なに俺小動物?)
さっきまで相談に乗って慰めてた相手とは思えない発言に虚を突かれた。




・・・・・・だめだだめだ。
完全に動揺してる。
今の彼女の悪いとこと、後輩のいいとこを比べ始めてる。
最悪だ。
長い目で見れば、今の彼女が一番いいはずなんだ。
わからない。
最近相容れないところが多くて。
どうしたらいいのかわからない。


くそ、それに加えてまた友達から言い寄られたし。
まぁそれはふられたショックと酔った勢いもあるから気にしてないけど。


なんだ。

春か?
春だからか。

・・・・・・・・春ですねぇ。

はぁ。

フリーでいたい。
フリーの時が一番優しい俺なんだ。
・・・いや、フリーだったら拒みきれてもいないし上に書いたようなこと悟ってもいないからムリだな。


しかし久々に本質を見抜かれてびっくりしたね。
まぁそれに関しちゃうちの彼女のが数段上だし辛口だけど。

彼女とうまくいってない時に限って、なんでなんでしょうね。

春ですね。
助けてデデマウス・・・。


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万田 倫 [MAIL]

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