明けゆく空はすみれ色高く小さく飛ぶ 黒いシルエット深く沈める 夜内なる世界をさまよって時の流れの底からいま解き放たれたかのようにみず色のほうへ 消えてゆく見上げるワタシの身体の血はまた流れ始めるココロにほんの少しの光明がさす 清らな朝