そうだこうやっていつでも風に吹かれていたのだろう隣にだれがいようとまた ひとりの午後にもこうやって自分の仕事をしていたのだただ坦々とただ坦々と私も生きればいいのだこれから雨が降ろうと南風が吹こうとヒメオドリコソウはそこに咲いているそれ程には潔さはないけれど私はとりあえず思考のスイッチをまずは切ることだ