眠れぬ夜に目を閉じるといろんな人の顔が浮かぶ見たことない人の顔もある暗闇で目をこらすと景色が見える遠い国の秋の湖怪獣のようなビルの谷間の入道雲白いキッチンに揚げ菓子のニオイきらめく5月の芝生の木陰小さな歴史暗闇の中の上映会記憶の糸はか細くなりもうじききっと眠りの国へと入れますように