カタ カタ お鍋のフタの揺れる音ほんの少しのすきまから外の闇の色が 流れ込んで12月になったこと 思い出したこの窓辺にもちいさなクリスマスの灯りがあったらいいのに窓から 顔を出せば月が そこにいた月と 目が合ったみたい月は こちらを見つめていた心がふるっと踊った茹でたブロッコリにたっぷりのマヨネーズで食べてしまおうなんだかたぶん自分の中の ご褒美にほおばったら 涙がでたよ