ラベンダ色の 刺しゅう糸 ひと針させば 広がり 揺れてワイン色の 糸にはチイサクうずまく こころ朝には 水やり桶の中で漂う 黒い澱 に見え反対の窓から 夕日 輝く頃には灰色の 糸でさえ 愛らしく想えてあまりの 自分勝手さに 自分で 自分にタメイキが 出てしまう変わらないはずの 笑顔でさえ勘違いなだけ と気づくのが 怖くなる