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頂上 - 2006年01月27日(金) ぽとり、ぽとりと茂みめがけて白い泡が落ちてくる。 目的地に溜まった泡は、自身の重みで、黒く絡み合った茂みの線と線の間を縫って、じわりじわりと私の内部へ繋がる場所へ近づいてきていた。 仰向けになっている私の両膝に手のひらを乗せ、それを開くようにして体を起こしたまま間に割って入ってきている彼の口から次々と生み出されるその泡は、彼の細いあごを、幼い頃に作ったという小さな赤い胸の傷跡を、引き締まった腹筋の前を長い糸を引きながら、ゆっくりと一直線に降りてくる。 大切な部分には少しも触れられていないのに、ほんの数グラムの重さを感じて、吐息が漏れる。 彼がおもむろに体を沈めた。 手を添えられた膝が自然に広がり、そのために用意された空間に顔を埋める。 唾液が再び彼の中へ戻っていく。私の体液を伴って。 茂みの中の肉の部分にぺったりと舌が張り付き、中心を避けて左右の丘をゆっくり登る。 中心の頂上はきっと桃色に大きく膨れ上がり、麓の泉はこんこんと粘度の高い水を生成し続けているというのに。 頭の下の大きな枕の縁を握っていた両手を外し、へその下の彼の頭を抱え、髪を握る。汗ばんでいるのか、湿気を帯びた毛髪の感触に胸がきゅうとなる。 すでにじっとしていられなくなっている私の腰を押さえつけていた彼の腕に力が入り、一旦離された肉片が、待ち望んでいたポイントにしゃぶりつく。 声にならない悲鳴をあげ、気持ちいいのに何故か体はそこから逃れようとする。逃れようとすればするほど強く吸い付かれるのを期待しているのか、その期待を裏切らない彼の舌を、彼を独り占めできる今この瞬間を、誰だか何だかわからないものに感謝しながら、白い光が溢れていくのを全身で味わう。
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