こぞのさくら...

 

 

夕涼み - 2005年08月09日(火)

とりとめのない会話をしながら、
とりとめもなく歩く。

微かに潮の匂いが混ざった夜露が、
髪を肩をつないだ手を濡らしていく。

ひと気のない芝生の向こうに広がる港湾に、
ベイブリッジがぼんやりと浮かんでる。

同じ景色を眺めながら、
同じ空気を深く胸に吸い込む。
ちょっと手を引くと、ちゃんと唇がおりてくる。

一歩進むごとに少しずつ現実から遠ざかって、
一歩進むごとに少しずつ気持ちが軽くなる。

一歩一歩ふたりの空気が深まっていくのを感じながら、
今夜もゆっくり抱き合おう。








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