こぞのさくら...

 

 

さかさま - 2005年07月25日(月)

突かれて、突かれて、突かれて、突かれて、
仰向けになったまま、頭が首が肩が肩甲骨がベッドからずり落ちる。
ぶらんと下がった上半身を、両手をあげて床に手をつき、逆立ちみたいにして支える。
壁にかかった絵も、テーブルに置いたペットボトルのお茶のラベルも、ベッドサイドのパネル表示も、全部逆さま。
苦しい姿勢のはずなのに、伸びた背中も、強く握られた腰も、だんだんのぼせてくる頭でさえも、ものすごく気持ち良くて、リズミカルに激しく刺激される彼との接触部分から汁が飛び散り、耳から入ってくる自分の声にも、それに重なる彼の声にも、官能的な逼迫した空気が混ざり始めて、体の一部が繋がったまま生まれてきた、そういう形のひとつの生物のように、同時に絶頂を迎える。

へそのすぐ横に放出された白濁した液体が、ウエストの曲線を通過して、脇腹のあたりまでドロリと跡をひきながらゆっくり降りてくる。
力が抜けて、頭を完全に床に着けてしまっている私の体を、彼が息を荒くはずませたままベッドの真ん中までひきずり上げてくれる。

一緒、だったね。

私がそう言うと、返事の代わりに冷たいお茶を口うつしでひと口。

ふぅ。幸せ。







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