こぞのさくら...

 

 

ラストスパート - 2005年07月01日(金)

ベッドにうつぶせになって、枕を抱きかかえて、
頭を撫でてもらっているうちに、すぅっと落ちていく。
このままずぅっと深いところまで落ちていきたいけれど、
でもこの幸せをちゃんと確認しておきたくて、ときおり薄く目を開けて、となりで添い寝をしてくれている彼の姿を焼き付けておく。
視線が合うと彼の瞳にふと優しい色が浮かぶのが嬉しくて、
(たぶん)満面の笑みを浮かべながらもう一度まぶたを閉じて、
焼き付けた光景を定着させる。

トゥルルルルル

あぁん、もうそんな時間?
フロントからの電話。あと15分だって。
んん〜帰りたくないなぁ。
あっという間だね。
ほんとだね。
ほんとに残念。
えーん。
ベッドにしがみついて離れない私に彼が声をかける。
「最後はどっちからがいい?」
え?
振り返ると、いつの間にか再びMAXになった彼の中心が、先端をてらてらと光らせて臨戦待機中。
それを見た私の中心もパブロフの犬のように唾液を溢れさせて彼の来訪を待つ。
うわぁ、どうしよう。
と私が答えるのも待たず、彼が私の両足をぐいっとひっぱり、ベッドの真ん中までひきずり、体勢を立て直そうと膝を立てようとした私の腰を両手で掴んで、背後からずぷっと一番奥まで入ってくる。
んあああっ
数分前までまどろみを楽しんでいたとは思えない、淫猥な声が私ののどの奥から発せられる。
だんだん高まるのではなくて、一気に頂点までもっていかれる感じ。
臀部にあたる肌の音より、結合部から溢れるお互いの体液の音が、耳へ飛び込んでくる。
カラダ中の血液が下半身へ行こうか脳へ行こうか悩んでる。
体内を駆け巡る血流の音までもが聞こえてきそう。
彼の動きが激しさを増し、私は50音で表記しきれないメスの声をあげながら、絶頂の許しを乞う。
許された時間の最後の最後まで求めあえる幸せを噛みしめながら。







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