こぞのさくら...

 

 

言霊とはよくいったもので - 2005年05月05日(木)

人を話をしていて、相手の意志を感じとる一番重要な情報は「言葉の内容」ではなくて、表情や声だったりする。
同じことを言っているのに、なるほどとうなずけたり、カチンときたりするということは、相手の意志を感じとっているのは、言葉そのものが内包している情報ではないということ。
だからこそ対面して話すということが大切で、だから私はネットという文字だけのコミュニケーションにあまりいいイメージを抱いていなかった。

だけど、最近になって少し考えが変わった。
確かに対面よりは大幅に情報量が減ってしまうネットコミュニケーションの世界ではあるけれど、そこにうずまく言葉の向こうには確かに人間が存在していて、その人の生み出す言葉は、それは言いまわしひとつであったり、言葉の選び方であったり、語尾であったり、ときには顔文字の使い方あってさえも、なんとなく合う合わないがわかってくるようになった。
それは文章がうまいとかうまくないとか語彙が豊かであるとか豊かでないとかそういったことではなくて、ウマが合う合わないという
極めて人間のソフトな部分の感情を、こんなみんな一律のフォントで表現されてしまうこの場所で確かに感じられるようになった。

これってちょっと自分ではびっくりすることで、だからこうやって今日もここで顔も知らない声も知らない誰かとコミュニケーションを計ってしまうのです。


「咲」の向こうの「私」を感じてくれているあなたへ。







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