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照れ隠し - 2005年04月28日(木) 煌々と光る部屋の写真の中からひとつを選び、フロントで鍵をもらって、エレベーターへ。 エレベーターの扉が閉まるか閉まらないかのうちに、激しく抱きしめられて、頬を両手で挟まれ、近づく彼の唇。受け止める私の唇は半開きになり、どちらからともなく舌を深く差し込む。息が苦しくなるほどのキス。 エレベーターから部屋への間の数メートルももどかしく、部屋に入るなりお互いの服を脱がせあう。 彼の唇が私の顔からのどから胸元へ。 私の唇が彼の顔からのどから彼の指へ。 お互いのカラダを覆っていた布の一部が道のように点々と通路に散乱し、ベッドに押し倒されるころには、ふたりは全裸に。 なんていう展開をいつも想像してドキドキしてるのに。 現実はもっとずっとギクシャクしてる。 エレベーターの中でもなんとなく照れ臭くて、サービスのご案内とかのポスターをなんとなく眺めてみたり。 部屋に入るときも「わぁ、すごい内装だねー」だの言いながら脱いだ上着をちゃんとハンガーにかけたり、 「あ、ジャグジーだ」だの言いながら風呂場のチェックをしたり、 「ちょっと明るすぎるよね」だの言いながらベッドサイドの調光のつまみをいじってみたり。 そんなことするもんだから「慣れてるね」なんて言われちゃったり。 違うのに。ほんとは。
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