雑念だらけ
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彼は以前言ったことがある。 ちょうどテレビでDVとかの話をやってた時。 (私は音声しか分からないけど) 笑顔で。
「え〜・・・殴るとかさあ・・・イヤじゃん? 後味悪いよね。 いつまでも相手の傷見て自責の念に苦しまなきゃいけないじゃん? その点、口でならさあ、血も出ないし 忘れちゃうし、おまけに世間からはわかんないわけじゃん? 殴るってアタマ悪いって思うよね、俺」
彼の基準は「そこ」なんだ。 相手がどんな気持ちか、よりも 自分がどんな気持ちか、どんな風に見られるか、いかに責任を追及されないようにするか、なんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・
私はとうとう泣きじゃくってしまった。 一度泣き出すと止められない。
そんな私を見て彼の怒りは頂点に達したらしい。
「なんだよ!なんだよ!」 と連呼。
机をこぶしで叩く。
「もういいよ!!そんなんじゃろくな絵にならねーよ!! もう・・・俺がお前を泣かせたみたいじゃないか! 罪悪感でいっぱいだ!」
違うのか、あんたが泣かせたんじゃないのか? そう思うとますます泣けた。
「泣いたもん勝ちかよ! いいよ、お前は泣けば済むから。 俺は泣くことも出来ないよ!」
わけがわかんない・・・何言ってるんだろう
「ああ、もういいよ!! すっかり冷めたよ・・・!
お前はいいだろうよ、お望みが叶って。 だけど俺の望みは何一つ叶ってないんだ・・・ お前は気分がいいだろうが俺のこのつまらない気分はどうしたらいいんだよ、どこに吐き出したらいいんだよ!
お前はいつも拒否しかしない! 俺の頼みは何一つ聞いてくれない!」
狭い部屋で逃げ場が無い。 私は自分のスペースで丸くなっていつまでも泣いた。
「これ見よがしな涙だ・・・
どうせ俺はアタマがおかしいんだろうよ!!」
そのあと、ガンガンと脚で机を蹴り上げはじめた。 「なんだよ!なんだよ!」と怒鳴りながら。 私の傍で。 怖かった。
私の代わりに机を蹴っているように思えた。
彼を理解しようとしてきた、頑張ったつもりだった。 自分の考え方がおかしいのかと本気で思ったりもした。 なんだったんだろう、頑張りは。 無駄だったのか。 やっぱり私が悪いのか・・・?
機嫌が悪くなりませんように、イヤなことを言われませんように 無事に一日終わりますように これから先も、それだけを願って生きるのか私は。
悔しい、悲しい、怖い、情けない、そして屈辱的な思いが 私の中で一度に駆け回ってるような状態だった。
その時の気持ちを一言で言うなら 絶望に近い。
「考え事が出来ないようにお前を疲れさせる 俺のこと好きなんなら、一生俺の事だけ考えてもらう それが愛だろ」
前に言ってた言葉。
それが私の愛情表現だとしたら 彼の愛情表現は 何だったのか。
私を意のままに動かすことだったのか。
本当に、正常な判断が出来ないくらい疲れきっていたと思う。 「逃げる」は「不可能」だと思い込んでいた自分がいた。 思う壷だったわけか。
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「モラル・ハラスメント被害者同盟」
モラハラで苦しむ方々へのメッセージや皆さんの体験談があり
私の心の支えとなりました。
ヨウ
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