My life as a cat
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2017年11月25日(土) サンレモへ

イタリアのリグーリア州にあるサンレモ(Sanremo)へ行ってきた。

フランス側からヴェンティミーリア(Ventimiglia)まではフランスのSNCFで。イタリアの国鉄"Trenitalia"に乗り換える。SNCFの電車はJRと比較しても安いし、テーブルやゴミ箱、コンセントが設備されていて座席も快適だ。ところがTrenitaliaは料金も高く、テーブルとコンセントはなく座席は真っ青ののっぺりとした合皮のシートで雰囲気が薄暗い。



ヴェンティミーリアから20分ほどでサンレモ駅に到着。駅はトンネルの中で通路がやたら長い。しかし無料のトイレを見つけて歓喜。駅の外観も電車と負けず劣らず重苦しい。



駅は町の中心地から少し離れている。5分か10分歩くと大分賑やかになってくる。写真にないが、町の中をケーブル・バスが走っている。



マクドナルドの様相がヨーロピアン。フランスではマカロンを置いているが、イタリアではパニーニを置いてるらしい。



この紳士二人は双子と見た。



サンレモ音楽祭(Festival della canzone italiana)の会場となるシアター。パディントン�兇�上映中。観たい!しかし、イタリアもフランスと同じく吹替しちゃうらしい。テレビで放送されてるアメリカ映画とかたまに観るけど、フランス語喋ってるイーストウッドとか見るに堪ない。



名前の由来聞いてみたい。



市営のカジノ。






教会とオルガンおじさんとオリーブの木と黒い傘。風情ある。



この辺りは小さな商店がひしめいている。お腹が空いてることもあって匂いに釣られて中へ。しかし、美味しいランチを食べるため匂いだけ吸い込んで終わりにした。



庶民の台所なのか観光客の名所なのか、大きな市場へ。市場の前では店舗すら持たないアフリカから押し寄せた移民(というのか難民というのか)が時計やバッグを両手いっぱいに抱えて売っている。物乞いも多い。しつこくイタリア語で何か言いながら着いてくる物乞いがしきりに"Manger"と言ってるのが聞こえたので買ったばかりの栗を3つ手のひらに乗せた。するとこんなの要らないという手ぶりで突き返された。結局酒やらたばこを買う現金が欲しいのであって、本当にお腹が空いてるわけではないのだろう。


野菜、肉、魚、チーズなんでも揃うマーケット。地中海は魚が豊富でない。豊富に獲れないので価格が年々高騰し、その結果人々が買わなくなる。結局種類も少ない上に価格も高く、また輸入ものも多い。コート・ダジュールでは魚は買う気になれない。日本とは比較にならないが、リグーリアはフランスと比較すれば大分まし。今日は魚を買うと決めてきた。わたしと暮らすようになってから家で肉も魚も一切食べていないリュカと、何より急に飛行機に乗せられ、出てくる食事もがらりと違うものになってしまったクロエちゃんにアンチョビのお刺身を食べさせてあげたかった。どこの魚屋も品揃え価格ともほぼ同一。揃えているのだろう。適当なところでアンチョビを1�塲磴辰拭�アイスも付けてくれたので助かった。出口付近でひっそりと死んだ魚のような目をした老婆が魚を売っていた。客がいないのが頷ける・・・。やっぱり魚屋は威勢がよくないとダメな商売なのだな。



ペット・フードの量り売り。ちゃんとブランド名が書いてあるので安心。



やっとランチ。Trip Adviserで高評価を得ていた"Camelot"というお店へ。



テーブルに着くとすぐにボウル一杯のマリネされたドライ・トマトとパンを出してくれる。とっても美味しくて期待が高まる。



雰囲気もとても良い。シーフードのフリットとトマト・ソースのニョッキを採った。しかし一口食べて、期待は落胆に変わった。なんというのかすごく上品な味付けでフランス人のなかなか腕の良いシェフが作ったイタリアンといったら納得するだろう理屈っぽい味。そういえばこんな照明などムード漂わせてるところもフランス臭むんむんだ。フランスが悪いわけではないが、イタリアにはイタリアを期待して来たのでがっかりした。食後のティラミスまでいったが、やっぱりフランス臭は消えなかった。



大きなチェア。



旧市街は一見の価値あり。昼間でも薄暗い迷路のような坂道の途中に庶民の暮らしがある。






歩き回ってジェラート屋で一休み。水を一杯と頼んだら、30セントチャージされた。フランスと違ってイタリアではよほど観光客慣れしたところでなければ無料の水がない。トイレと水は当然無料だと思っている日本人には解せない。しかし、マーケットでハーブを数本掴んで会計を頼むと、そんな少量ただであげるよ、とか言われたりする。ハーブの2,3本は無料で一杯の水は30セント。やっぱりまだよくわからないな、イタリア。

帰りの電車の中から見た夕陽。

Michelina |MAIL