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| 2016年04月24日(日) |
バレリーナの足取りで |
上海のトイレ事情。トイレに頻繁に行くわたしとしては非常に気にかかる問題だ。色んなトイレを体験したのでメモしておこう。
★基本
いちいち小銭を要求せず、ただで用を足させてくれるのはヨーロッパより素敵なところ。紙を置いてないトイレは多いので、ティッシュペーパーの携帯必須。宿で会ったヨーロピアン男性は、バッグにトイレットペーパーのロールを丸ごと入れていた。紙は流さず、脇のボックスに捨てる。和式が多いのは便座におしりを着けたくないわたしとしてはよかった。
★設置場所
これが意外にもあちこちにある。メトロの駅にも設置されているし、蘇州なんかは庶民しか通らない小路に公衆トイレがあったりした。
★構造
表通りのモダンなビル内のトイレには紙もウォシュレットもあるが、一歩裏へ入れば戸のないトイレもある。今回体験した一番すごいのは豫園(上海のど真ん中)の近くの公衆トイレ。川が一本流れていて、そこに垂直に低い仕切りがあるのみ。川を跨いで用を足す仕組み。うら若きおねえさんもおしりをまくって用を足している。ブツは上流から下流に流れる。下流のほうへ行けば、他人のブツが股下に流れてくる。だが、上流に行けば、自分のブツがみんなの股下を流れる仕組み。
わたしの体験したトイレの平均を取ると日本より遥かに汚い。しかし日本よりトイレが綺麗な国は見たことがないので、まぁこんなものかと思う。バレリーナのごとくつま先立ちで入り、夜、宿に戻ると靴底に謝りながら熱湯で洗った。
″過酷な仕打ちをしてごめんなさいね″