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今週はちょっと風邪気味で、それでも温めた赤ワインを飲んではじっくりと寝てなんとか休暇を取らずにちゃんと仕事に行った。バカは風邪をひかないなどというけれど、反対だろう。風邪くらいは自分の注意で防げるものだ。社会人として風邪をひいたと仕事を休むことは少し恥ずかしいという気があるから、なんとか頑張っていたというのに。。。。。週の中ごろ、久々に母にひっついて家を訪ねてきた妹はさらりと"毎日家にいるから風邪くらいひいてもいいもんね"などと発言してわたしの神経を逆撫でした。食べていたクレープを差し出すので、わたしが噛み付いたら風邪がうつるよと遠慮したのだ。30歳になる人間の発言なのか。結婚を前提に経済的に面倒を見てくれるボーイフレンドがいようとも現状は年老いた両親が彼女の病気の世話をしているのだ。ネットで
「"鬱病"なんて単なる怠け物じゃないんですか。」
と質問して、鬱病の方々から相当バッシングされているのを見たことがあるが、わたしに言わせれば、半分はYes, 半分はNoだろう。職場でも鬱病と診断されている人は少なくないが、その大半が親と暮らして、仕事を休んでも経済的になんとかなる人ばかりで、それがちょっとした甘えとなっていたり、養うべき家族もないから責任感も幸福感も持てず、ひたすら忙しいスケジュールを無目的にこなしそうなってしまうのではないか。妹の場合、本当に酷い時もあったが、体が回復しても精神は蝕まれたままである。自分で立って生活しようという気が全くない。旅行にはしゃきしゃき出かけていくのに、働くことは出来ないという。病気を都合の良い言い訳に使っているのではないか。昔はよく二人で海外旅行などに出かけたのに、いつからか妹の魂は廃人のようになってしまい、わたしはまっすぐ彼女の目を見て話すことができなくなってしまった。
なんとか乗り切ったと達成感に包まれ12時間もたっぷり寝て週末に入り、夜に気楽な仲間といつものインディアンレストランへ行き、爽快に食べて喋った帰り道、急に呼吸が苦しくなり、気持ちが悪くなってきた。ダミアンが背中をさすってくれたが、良くならず、それでもとにかくダミアンの家に帰ろうと電車に乗ったら、急に吐き気がして、車内で吐いてしまった。不幸中の幸いは車内がスカスカだったこと。とりあえず次の駅で降りたのだが、体の中に潜んでいた悪魔でも吐き出してしまった気分だ。吐いたらスッキリ治ってしまった。駅員に事情を話して何度も詫びて帰ってきた。