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海浜幕張にて男友達と会う。これと言った名所もないが、午前中用があってそこにいるから、来るなら午後に案内してさしあげようと言ったら、わざわざ遠くから電車でやって来たのだ。そば屋でつるりとランチをして近況を聞く。威勢よく職を求めてあれこれエントリーしているらしい。学歴やキャリアはご立派だが、なにせ当人日本語がまったくできない。狭き門である。
おなかを満たしたら公園を散歩。鯉のいる池の前までやってきた。
「鯉って、200年くらい生きるらしいよ。本当かな?」
「サーモンみたいに劇的に生きる魚は短命だけど、こんなぽっかり口あけて生きてる生き物はそれくらい生きても不思議じゃないね。」
そんな話をしながら先に石畳を歩きだすと背後でぽちゃりと音がした。ふと振り返ると、なんと!!!
この大男が池に腕を突っ込んで一番巨大な鯉の頭を撫でているではないか!! もっと驚いたのは巨大な鯉が黙って撫でられていることである!!なんとゆう奇妙な光景なのか。わたしは一生忘れないだろう。
1時間後、もうあなたには本当驚かされたわっ、と蒸しかえして、笑いながら横を見ると、なんと!!
この大男のシャツの襟に大きな虫が止まっていたのだ!!
悲鳴をあげ、後退りするわたし。当人は”自分じゃ見えないからはたいてよぉ”と大らかである。仕方なく、でこピンのようにはたくしかなかった。
ビートルート探しに付き合いCarrefourへ行くと、あっさり缶詰のを発見。当人喜んで5缶もお買い上げ。こんな遠くまで来た甲斐があったと満足げにまた電車に乗って帰っていった。よかった、よかった。