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| 2010年07月04日(日) |
恋するブリエッタローズ |
合コン無事終わる。ちゃんと喋れた。というか、相手がきちんと会話ができる地に足の着いた堅実な人々だった。周囲に座っていたのが、ランチタイムの友と仲良しのイギリス人の男の子とわたしのマネージャーが慕っている日本人の男の子で、話したことはなかったけれど、顔見知りだったので、話題も見つかり安易に打ち解けることができた。みんな楽しめたようで、また近々同メンバーで飲みましょうということで完結。めでたし、めでたし。
日曜の午後久々にパースの友と会う。髪も肌も爪も艶やか、いつ会っても彼女は変わらず美しく、そして耐えることなく恋に愛に苦悩している。この苦悩こそ彼女を錆びさせない秘訣だろう。ガルリカフェのみゆき通り館で和栗のモンブランをつつきながら(ケーキもいいが、ここのお高いコーヒーも美味しいんだよね〜)ガールズトークに花を咲かせる。強いわたし達が求めるのは言いなりになる草食男子なんかじゃなく、わたし達をねじ伏せるような更に強靭な大男だ。しかし2本の大木はぶつかり合って傷だらけになる。探し物はなかなか見つからない。別れ際、
「小銃をぱちぱち撃つのはやめたわ。一発の大砲でとどめを射すわ。」
と息巻く彼女に、
「あまりにもの大砲の勢いに撃った自分が吹っ飛ばぬように。」
と忠告して別れた。
帰り道、近所のホームセンターで今にも死んでしまいそうな白いブリエッタローズが売られていた。ある人が、そういうのを生き返らせるのこそが植物を育てる愉しみだと言っていたのを思い出し、家に連れ帰ることにした。400円となっていたのにレジで10円でいいと言われる。大きな鉢に移し替えて、水と栄養剤を与えたら、みるみる元気になってきた。今は10cmくらいで小さな花がひとつだけ開いている。夏の終わりにはこぼれ咲くといいな。