My life as a cat
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2009年07月01日(水) 夜食への道中

仕事帰り、たまにはゆっくりとウインドウショッピングでもしようと、自宅駅を乗り過ごして少し遠出。隣の席の若い娘もまたちょこちょこと着いてきた。小柄な骨組みにたっぷりと脂肪がのったぷくぷくした体型で食べることが大好き。恋愛がしたいなどとうっとりしてみても、おなかがすくと何か食べ物の話をしようと言う。綿菓子の雲の上に寝そべっておいしいもののことだけ考えていればいいような彼女との時間が近頃何よりもわたしを癒している。

買い物をして夕飯に手打ちうどんも食べた。腹ごなしに少し遠いインディアン・ガイの家に歩いて遊びに行こうということになった。夜道をてくてく歩いて向かう。が、途中にチャイニーズ・ガイの家があり、
「ビールあるよ!」
と言われたが最後。彼女の足が一歩も動けなくなってしまった。
「やっぱり今日はインディアンハウスには行きたくない。もう疲れたもん。ここでビールを飲もう。」
しかし片やカレーを用意して待ってるのでなんとか説得して向かう。またてくてくと歩くこと20分。インディアン・ガイの家に到着。きりりと冷えたコロナにレモンを絞って手渡され、咽喉を潤した彼女は、
「やっぱりインディアンハウスに来てよかった。チャイニーズハウスのビールはいつも冷えてないもんね。」
とゲンキンで、出されたチキン・カレーをもりもりと平らげた。ベジタリアンカレーもいつもは用意してくれるのだが、わたしは寝しなに飲食できないので遠慮してコーヒーだけもらった。

浅黒くて図体のでかいインディアン・ガイとぷくぷくで色白で小柄のジャパニーズ・ガールが、
おいしいでしょ?うん、前よりおいしくなった。
などと頷きあいながら仲良くカレーをほおばる光景は愛らしかった。次回はインド風マッシュポテトを作ってくれるというので、もう少し早い時間におなかを空かせて行こう。楽しみ!


Michelina |MAIL