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ぼそぼそと職を探し始めた。わたしの経歴のなんと頭の痛いことよ。なんとか丸く説明のつくように収めるのに一苦労。選り好みできる立場じゃないことを思い知るが、皮肉にも経験を積んで若者より狡賢くなっていて、やはり足元を見られているようなものには嫌気がさす。
不快なストッキングなるものをはいて試験なるものを受けに行き、人ごみでもみくちゃにされ、やっぱり方向を間違えたかもしれないとどっと疲れて帰宅。
そういえば電車の中で痩せた小柄な中年男性に大柄で太め、でも気さくで話しやすそうなタイプの中年女性がこんなことを言っていた。
「取り決めはしないけど半年に一度くらいは言ってくれなきゃいけないわよ。」
どうも、半年に一度は愛してるだの言ってくれなきゃということらしい。なんて禁欲的なんだ。わたしだったら血管が詰まるくらい脂肪分べったりの毎日がよろしい。
話は戻って、ぐったりメールボックスを開けると東京でひょうひょうと働く外国人の友人から一通のメールが。内容を見て脱力。笑いましたわ。
「電車の中ですごく英語をよく喋る人に会って名刺をもらったよ。これ彼のアドレス***@*** (***はとても恐れ多いところ) 彼にメールして仕事をくれるように頼んでみたらいいよ。」
はぁ、、、、、その他もろもろ身の程知らず、とても相手にしてもらえないだろうと思われる大それた求人の記事などを送ってくれた。履歴書送るのはただなんだから、応募してみなよ。わたしの経歴やら実力から全く身の丈に合っていないと知りながらそういうのだからね、買わなきゃ当らない宝くじとはちと違うのよと言いたいところだが、仕方ない、完全なガイジンノリである。
しかし、当人も数々の無謀の結果、成功しているのだからここはひとつ騙されたと思って言われたとおりやってみますかね。