My life as a cat
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2008年05月18日(日) 最後のパートナー

早朝、デイヴィスのピックアップでマーヴに会いに行った。訪問者がずらりと並んで立たされ、麻薬犬が臭いを嗅いでまわるチェックがあるのだが、なぜか犬が突然後ろからわたしのスカートに頭を突っ込み、おしりをベロリと舐められた。オフィサーも慌ててた(笑)。性病全般の血液検査を受けてみたら、クリーンだったらしい。ということはわたしもクリーンと思っていいのかな。もしわたしがHIVのようなのに感染していたらどうするかと聞いたら、共有する、という答えだった。彼なら本当にそうするかもしれない。動物みたいに単純な愛がいい。やっぱりこの先の人生マーヴと一緒にいたいな。

デイヴィスは相変わらず結婚を迫られてどう逃げようか悩んでいるのだが、マーヴはこういう時だけ誰よりも大人っぽい意見をする。
「何が問題なんだ?準備が出来ていないって言ったてじゃぁいつになったら準備できるんだ?一生同じだよ。子供は少し待ってもらうにしても結婚してから一緒に組み立てていけばいいよ。準備万端でいざ結婚を考えたら誰も相手がいないのがオチだよ。」
マーヴの兄弟はみんな初めてのパートナーを最後のパートナーとして選んだから自然とそう考えられるのだろうかね。

帰り道デイヴィスとカフェに寄った。大きなオーツとドライフルーツのクッキーをシェアした(Yummy!)。デイヴィスはアイスクリームはバナナと一緒でコーヒー(紅茶)はクッキーと一緒という決まりがあるのだ。マーヴはよくわたしが本を読もうとカフェに行くと着いてきて、隣でミルクシェイクを飲みながら待っていたっけね。ひんやりとした朝の空気が気持ちいい。

午後は庭の手入れをするアレックスの気配を心地よく感じながら日向ぼっこ。空がどこまでも青く、世界がどこまでも遠く感じるような静かな時間だった。


Michelina |MAIL