My life as a cat
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2006年12月03日(日) 復活したいつもの週末

デイヴィスとマーヴと3人で賑やかなヒラリースへ。波のないボート・ハーバーで今年の初泳ぎ。すかっとしたらあっさりときりあげ、スビアコのとある小学校へ。バスケット・ボールを奪い合ってじゃれあう二人を太くて立派な木に登って見下ろした。潮の香りに樹木の匂い、ここには深呼吸したくなる瞬間がたくさんある。

先週末、夜になってもマーヴは帰ってこなかった。一緒に出席するはずだったパーティが終る頃検査の為に拘束されているのだと知った。それから3日間、着替えを取りに10分くらい帰ってきてはまた病院に戻る。腕には札をつけられて(検査の為)殆ど食事をもらえないのだと言って顔はやつれて、髭もボウボウ、電話をかけることも許可されていないのだという。病人というよりも囚人のようだった。そんなに長時間しっかり拘束されるなんてどこか不審な点があったに違いないと心配で眠れない夜を過ごした。けれど水曜に「至って健康」という太鼓判を押されて帰ってきた。子供の頃、母がどこどこが痛いなどと言って病院に行ってしまう時、どうしようもなく不安になった。そんな気持ちも全部思い出しておんおんと泣いてしまった。「病人はこうやって人を不安に陥れるんだよ。わかってるの!」とヤツアタリもして。次の日買い物に行くと、マーヴは不健康食品を手に取ってはわたしをチラリと窺ってまた元に戻していた(笑)。

グラウンドを走り回るマーヴの姿がありがたかった。

(写真:今年は電球がついて豪華になったクリスマスのデコレーション)


Michelina |MAIL