My life as a cat
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2006年02月01日(水)

キャンベラへ来てから毎日空ばかり眺めている。オノ・ヨーコが「空の美しさにかなうアートなんてあるのだろうか」と言ったけれど、横を向いても下を向いても何もない、恐ろしく退屈なこの町で空ほどわたしを飽きさせないものはない。

青い空にモクモクと大きく広がる雲はどこか遠い楽しいところへ連れて行ってくれそうだと胸を躍らせて、満天の星空などいつ見上げても映画のクライマックスのようで泣きたくなってしまう。

わたしがここでどんなに変わり映えのない生活を送っていようと世界は動いていて、わたしの心も空のようにエフェクトされている。その瞬間ごとの思いを書き留めて東京で忙しく働いている友達に送っては「孤独な詩人みたいね」と笑われる。わたしには時間と感情だけがたっぷりある。星の数ほど答えのある事柄について毎日毎日考えて、悩んで、彷徨っている。そしてわたしは考えすぎなのだろうかとまた悩んでしまう。でも星の数ほどの人間はそれぞれが違った光を放ってこの美しい星空を作っているのだと空は優しく答えてくれる。


Michelina |MAIL