My life as a cat
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2006年01月26日(木) オーストラリアデイに違いを見た

キャンベラで迎える初めてのオーストラリアデイ。

どうせ朝から若者達が国旗を身に纏い、振り回し、大暴れしているんだろうなといやいや目を覚ますと、そこにあるのはいつも通りの静かな朝。そして何もなかったように1日が過ぎ、日が傾いてくる。腑に落ちない気持ちのまま花火を見ようと浴衣を着込みシティまででた。渋滞していて中心部まで行くのは容易じゃないだろうと覚悟していたのに、そこにあるのはいつもの休日のようにガランと眠ったシティ。辛うじてぱらぱらと見かける人影も国旗も何も手にしていない。何もなかったように目的地に向かって歩いている。花火は近くのリバー(というか人口のダム)だろうと行って見るとあぁ、やっと見つけた。辛うじてオーストラリアデイを感じる小さな人ごみとざわめき。けれど、どこにも騒々しい若者はいない。みんな静かに何かつまみを摂りながら夜の花火を待っている。Oi-oi-o---i!という威勢のいい掛け声などキャンベラで暮らし続けたら知らなかったに違いない。わたし達も芝生に腰をおろし、買いこんできたスナックを広げて静かに待った。パースではわたしが浴衣を着ていようと騒ぐことに夢中な人々は気付きもしなかったが、ここの人々は口々に"Beautiful KIMONO!"と言って関心を示す。そんな反応を示してくれるなら、ここは買い込んだスナックではなく手作りの重箱など誇らしげに広げたかった(笑)。

小さな小さな花火が終ると人々はそそくさと後片付けをして静かに帰っていく。わたしはキャンベラの人間のオージーらしからぬあまりにものジェントルさに気を取られて、マーティンに手をひかれるがままひたすら歩いてパーキングへ向かった。


Michelina |MAIL