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Videoに撮っておいてもらったたけしの教育白書3時間スペシャルを見ながらサンデーブランチ。
携帯メールに配信される学校便り、男女の差をなくすための体操服の色の統一、○○君やあだ名ではなく「○○さん」と呼ぶことの徹底、、、極端な例なのだろうけど、わたしが子供の頃とは随分違っている。
個性を潰してしまう日本の教育について。これは欧米と比較して致命的。番組では主にアメリカの飛び級制度を例にあげていたけれど、そう、脳や体の成長のスピードは差があるし、なによりも個性は誰もが持っているもの。わたしは飛び級できるような特殊な能力はなかったものの、体の成長は人よりも早かった。10歳までに今と同じ体つきまで成長し、生理もあった。それなのに依然子供として扱われた。体つきにはおよそ釣り合わないランドセルを背負わなければならないことや体重測定では男の担任の前で大きな胸をさらけださなければならなかったこと、ブルマー一枚で走ったり飛び跳ねたりしなければならなかったことなどはとても屈辱的だった。
そしてモラルについて。北野たけしが基本的に電車の席は全てシルバーシートなのだとかそういったことは親が家庭で子供に教えるべきことだという。だけれど現状は厳しい。だって親の世代がシルバーシートの前にお年寄りを平気で立たせているし、ましてやシルバーシートでなければ譲る必要がないと思っている。近頃わたしは扉が開いた瞬間に走って席を確保するような男性までもよく目にしてしまう。その顔つきには余裕の欠片もない。こういうのを見てしまうとき本当に日本は大丈夫か?と不安になってしまう。
最後に子供に考えさせることについて。番組では最後に食べるという前提で豚を飼い、名前をつけて全て彼らの手で育てさせたとあるクラスのことを取り上げていた。Pちゃんと名づけたその豚の飼育を彼らが責任を持ってやっているうちにやはり情が移っていく。やがて彼らの卒業にともない3年間育てたPちゃんをどうするかと決断をせまられる子供達。他のクラスに引き継いでもっと長く生きて欲しいという意見やそれは責任逃れだから食肉場に売るという意見に割れる。結局子供達の意見は引き分けで最後の先生の一票が分かれ道となった。最終的にPちゃんは食肉場に引き取られていった。迎えに来たトラックに乗ってしまったPちゃんにみんな一個ずつ大好物のトマトを与え、ぽろぽろ涙を流して泣く子友達。これは命の授業だそうだ。子供に残酷な物を見せると残酷な子供になってしまうというのは違う。過保護にされて考える機会を奪われている子供こそが突然残酷なことを単なるはずみでできてしまったりするのだ。