My life as a cat
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2005年10月27日(木) 会社宗教

事業部の数少ない女の子達が口を揃えてこの事業部の男性とは付き合いたくないと言う。見た目もいいし、ノリもいいし、真面目に働くし、お金持ちなのにもかかわらず嫌だという。それはやっぱり彼らの軽いところや、不誠実なところ、調子のいいところをきちんと見抜いているからだろう。そういっても200人もいるんだから1人くらいはまともな人がいるでしょう?という話になる。確かにいる。けれどこのままここで働き続けるとなれば相当強い精神力の持ち主でなければ同化してしまうだろうから先は明るくない。

入社2年目くらいまでの人にはまだ個性がある。きっと彼らなりに目上の人の意見に賛成しないところもあるだろう。それなのにこの縦社会では彼らには発言権は与えられない。発言したければ人より強くなるしかない。けれどそうなるまでにはそれなりの時間がかかる。頂上に登りつめるまでに時間がかかりすぎてしまうがゆえにそこに辿り着いた時には言いたかったことを忘れているのではないか?

わたしの目の前に座っている新人の男の子は毎日指導員の男性につきっきりであれこれと仕事を教わっている。この新人の男の子は今は至って普通の常識的な人間であるけれど、この指導員のほうは支離滅裂で軽薄な人間である。それでも新人は少し首を傾げながらも「きっとこれが社会の常識なのだ」と支離滅裂な指導員に着いていく。そして彼が指導員になったらまた同じことを教えて引き継がれていくのかもしれない。

日本の会社では同じ会社の人同士が似すぎていると思う。縦社会であることや労働時間が長いこと、転職が頻繁にされないことから自然とそうなってしまう。日本の会社とはある意味一種の宗教のようだと思う。だからこの宗教が気に入らないと思ってしまったらその信者はみんな嫌なのだ。女の子は転職を繰り返している派遣社員が多いからか、みんなこの宗教を信仰していない。


Michelina |MAIL