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先日から二期のスタートに向けてちょこちょこと移動などの内示も出て、事業部がざわめいていたけれど、晴れて今日で一期が終る。
新人と移動者で固められたデキの悪いわたしのグループはこんな日もみんな余裕の無い表情で働いていたが、わたしはデキのいいスッキリ顔の隣のチームに誘われ、パッと飲みに行くことにした。ヒンヤリとした夜の空気の中をとことこと歩き、指定されたダイニング・バーに到着すると湯葉鍋が湯気をあげていた。うわぁ〜!っとなんだか幸せがこみ上げて「早く日本酒ちょうだい!」と呻いて彼らに笑われながら湯葉鍋をつついた。これぞ日本の幸せだ。遅れていったのでお腹を満たしているうちに1次会が終了。2次会はみんなが「ババアの店」と呼び本当の名前を知らない「昭和チック」なスナックへ。店に入ると本当に"ババア"がでてきて面食らった。みんなは疲れ知らずで大騒ぎし、わたしは上司にタクシー代をもらったもののぐったり疲れたので1人こっそりと抜けてきてしまった。スーツを着込んだ酔っ払いを縫ってとぼとぼと歩いた。
この会社(そしてそれを取り巻く業界)は本当にバブリー。わたしが社会にでる時には既に不況・就職難などと言われていたからこんなすごいお金の使い方をする会社を見たことがなかった。この会社以外のところで勤務経験のある人々は同様にそう言う。受付嬢は特殊なルートで連れてこられたキレイな女性を高い賃金で雇っているし、事務も女性はルックスが問われるらしい。キャリアウーマンタイプの人間だったらそれを知ってきっと怒っただろうが、腰掛のわたしは「どうりでキレイな人が多いと思ったよ」と肩を落としただけだった(幸い仕事の出来ない女性というのがいないから能力もそこそこ見ているのではないかという希望はあるけれど)。みんな給料がいいので一等地に家を構えていい車に乗っていい生活をしている。トップの営業マンのボーナスなど目が飛び出してしまうような金額だし。営業マンがとってくる一つの契約の額が大きいだけに、彼らの金銭感覚もかなり麻痺してしまうらしい。
Slow Lifeなどと言っているわたしがこんな雰囲気のところに身を置いてやってくるのは心とのギャップが激しくて落ち着かない部分もあったけれど、一度「バブリー」な日本社会を見られたことは良い体験だったかもしれない。