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| 2004年10月15日(金) |
海の向こう側から眺める日本 |
和書を扱う古本屋さんへ行ってみた。通りに面したビルの2階にありやんわり陽射しが差し込むこの本屋は日本人の憩いの場のような雰囲気でソファで本を読む男の子達や単にお茶を飲みに着たというような感じの人達が集っていた。結構な量の本があるけれど、あまり知っている作家のものがないと思っていると「王様のブランチ」に出演している筑摩書房のテッチャンをもっと細くしたような雰囲気のオーナーが現れ「あなたくらいの世代じゃ知ってる作家もいないでしょうね。古いものばかり集めているんですよ」と言って「この辺ならどうかな」などと説明してくれた。あれこれ手にとっていると背後で日本から来て間もないような人にこちらで長々生活しているような口ぶりの女性が日本とこちらの違いを話していた。「こちらでは"個性"はカッコイイと見なされるんです。人と違う服装をしていること、人と違う意見を持つこと。日本では逆でしょう?ヘタに個性を持つと"変人"だと白い目で見られたりするから。だからみんなと同じブランドのバックを持っていればそれで安心するんです」云々。なんだか激しく同感。子供の頃、人と違った物を持っていたり、みんなと違う意見を主張する子はいじめれる対照だったし、大人になってからもそんな柵を見ることもあった。それに比べたら多民族が共生してるここではまず「違うことが当たり前」とされているので日本ではちょっと人に言いにくい趣味や趣向、意志を持っている人間には住みやすいところなのかもしれない。