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明日パースへ発つ。午前中は部屋を見回して忘れ物がないかチェック。和書、下着、パスポート、ビザ、これさえあればあとはどうにかなるかな。パースへの持ち物よりも日本でやり残したことのほうが気がかりだ。色々な手続きも仕事にかまけて結局おろそかになってしまっているし、支払いし忘れたものはないかななどとあれこれ思いをめぐらせたけれど、いざ考えると思い浮かばない。
夕方に本を買いにでて、その帰り道、なんとなく歩きたい気分だったので乗りかえの駅まで歩くことにした。ボーっと歩くには気候もよかった。その駅までは曲がることなくまっすぐに進めば着く。歩きながら過去にこの道を歩いたときのことがぽろぽろと思い出された。はじめて通ったときは深夜で楽しくて幸せで笑いがとまらなかったのに最後に通ったときは夜で不可抗力な現実に悔し泣きしながら一人でとぼとぼと歩いた。そんな日に限って足に合わない靴を履いていてそれが痛くて余計悲しくなった。努力をすれば必ずどこかで実を結び、怠ればしわ寄せがくるという人間として至って普通な人生を歩んできたわたしは初めて味わう「不可抗力」というものに行き場のない憤りと挫折感を味わった。努力を怠った自分を反省することすらできない。矛先を見つけられない体の力が爆発するようにひたすら涙がでてきた。それでもどんな出来事も必ずその後の人生に影響を与えるもので泣き止んだ後に反省とも目標とも違った新たな信念が生まれ、それが今のわたしの原動力になっている。