気がつきゃライブの時間だぜ
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落語教室の後、堂島の薬師堂の節分に行く。 ここは、ビルの敷地内にある小さな薬師堂だが、 毎年盛大な節分会が開かれている。 行ってみると、もうたくさんの人。 ビルのロビーにもうけられたステージで 新地の芸妓さんたちの奉納の舞があったり、 文楽人形のお初さんがご挨拶したり(人形使いは、なんと勘十郎さん)、 なかなか贅沢である。 その後、山伏や鬼や龍が入場してきて、 次に、新地のクイーンに選ばれたホステスさんが、 太夫さんの装いで登場。 めちゃくちゃきれい。 フラッシュの嵐だった。 それから、新地のクラブのホステスさんたちが、 いろんな仮装で現れた。 インドの衣装やら、えべっさんやら、オードリー・ヘップバーンやら、 マリリン・モンローやら、チャイナドレスやら、 ほんとにいろいろと華やかである。 いわゆる、「お化け」というやつ。 で、この太夫さんを中心に 鬼や龍やお初さんや「お化け」が、新地の町を練り歩くと言う。 なんとまあ、うれしい企画ではないか。 練り歩きのコースに陣取ってしっかり見てきた。 しかし、お初さんはかわいい。 そりゃあ、徳兵衛もほれるよなあ。 めっちゃかわいい。 で、鬼たちは、練り歩きとは別に いろんなお店をまわって厄払いもしていた。 練り歩きの一行が、大阪締めをしたところで わたしたちは、列からはなれ、 薬師堂にもどってお参りをした。 見ると、ぜんざいの振る舞いがある。 列にならんでぜんざいをいただいて、ちょっと一休み。 それから、ドーチカでうどんを食べて 冷えたからだを暖めた。 いやあ、楽しい節分だった。 お清めもしてもらったし。 まだまだ寒い日が続くようだが、 春は確実に近づいている。 明日は、「真冬のロマンチック」でも聞くとしよう。
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