気がつきゃライブの時間だぜ
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2009年10月18日(日)   ◎神戸ホエール 四星球@神戸BACK BEAT


 めちゃせまいやん、ここ。 どうしよ。
 扉を開けた所が 一段高い段になってたんで
 もう絶対ここ死守。
 前行ったら見えへんもん。


 始まりは、SEもなんにもなくて
 地味に 「はい、四星球です。」 って
 U太くんのMCからでした。

 「ここ、初めてのライブハウスですね。
  あ、壁にビートルズのポスター貼ってある。
  これ、マッシュルームカットですね、マッシュルーム。」

 って、言うてると

 「ぼくもマッシュルームです!」

 って、きのこのやすおくん登場。

 「おまえ、きのこやないかあ!」


 もう、突然四星球やん。

 で、1曲目から 「潮騒ぎ」。 
 これまた 猛然と突っ込むMT中。


 上にモニターがあるんですが、
 このライブハウス、四星球の前の人が
 弾き語りの人やったせいか、
 いまいち、暴れる人が少ない感じで
 そんな中、やたら暴れてるMT中が
 モニターに写ってて かなりおかしかったです。

 そしたらね、曲のおわりごろに
 ライブハウスを出て行くおしゃれな男性二人。

 やすおくんは 「出ていくな―!!」 と叫んでいました。


 2曲目は、「コンプレックス」。
 今日のC&Rは 

 「今日の君らは?」 「失敗」 でした。

 つまり、数あるライブハウスの中から
 このライブを選んだのは 失敗やったって。

 自虐ネタやな。

 そして、

 「きっかわ、失敗ちゃうよ―!。」
 「大成功しとるわ!」
 「きっかわ、大成功やよ―!」

 のかけあいが なんかツボって わらってしまいました。


 で、

 「みんなやってくださいね、
  せえへんかったら この人が怒りにくるよ!」

 って広げたのは、クマちゃんの等身大ポスター。
 
 あかん。
 めっちゃ笑ろた。
 なんでクマちゃんなん?
 それに そんなんどっから持ってきたん?


 歌い終わった後、

 「歌いながら、熊谷さんのポスターふんでしまいました。
  ぼくまで すべりそうになりました。」

 ちょっと待った。
 おかしい。
 めっちゃ笑える。
 それ、むっちゃおかしいって。


 それから、

 「今、思ってんけど、
  こんな等身大のカレンダー出したら
  売れると思えへん?」

 ・・・・反応の薄いオーディエンスでした。


 あ、そや。
 歌いながら、お客さんの帽子かぶってたな。



 それから、まさやんを一人置いてみんな引っ込んで、
 で、まさやんが

 「ぼく、ええギター買うたんですが、
  今日、ソノギター落としてしまいました。」

 みたいなこと言うて、
 そしたらやすおくんが 証明のとこの足場みたいなところから

 「おまえが落としたのは どのギターだい?
  金のギター、銀のギター・・・・。」

 そいで、「金のシャチホコ。」 って言うたら、
 シャチホコになったU太くんが出てきました。


 似合う。 似合うわ。
 似合うわ―、U太くん。

 前にも月がめっちゃ似合ってたもんなあ。
 かぶりもの系似会合うんちゃう?


 モリスの銀の・・・・ なんやったけ?
 忘れた。 ごめんなさい。

 オチも忘れた。 ごめんなさい。

 U太くんのシャチホコばっかり見てたわ。



 「ボール」の歌は、
 あきらめかけても あきらめきれずに
 せやったら延長戦まで行こう、っていう歌です、
 みたいなことを言ってたと思います。

 なんか、今日この歌聞いてて、
 自分のこと思い返したんですけど、
 わたし、4月に仕事やめて
 それからすきなように暮らしてるわけですが、
 
 時々働いている人を見たりすると
 ああ、がんばって働いてはるなあ、
 せやのに わたしときたらもう仕事やめて うだうだしてるわ、
 なんかもう自分の人生終わったような気するなあ、
 後は 残りもんの人生生きていくんかな、 なんて
 思ったりもしました。

 けど、この歌を聞きながら
 そうや、延長戦があるんや、
 転げて もつれて 延長戦があるんや、と思いました。

 よし、がんばれる。
 わたしの延長戦を 思いっきり転げ回ったる。
 ボールはまだ生きてるんや!

 って思ったら、ものすごく元気になりました。

 やすおくん、ええ歌やで、これ。
 ありがとう。



 あと2曲です、って言うて

 「物販ありますかね?」
 「はい、物販持ってきてます。
  たいしたもんはありません。
  キーホルダーとか、それと100円単位のもんもありますので
  よかったらまた見てください。」

 って、U太くん、いつもなんでそんなに自虐的なん?
 めちゃおもしろいねんけど。



 やすおくんは、

 「いつもはカンニングペーパーは使わないんですが、
  今日は 初めてのライブハウスなんで 貼っておきました。」

 って見せたら、

 『失礼のないように』 って書いてありました。

 「またやらしてもらわなあかんからね〜。
  ぼくら やれるところ少なくなってきてるんで。」

 なんて、いいながら、いぇ―い! の時に
 「マジービート」と「バックビート」を 間違えていました。



 「おセンチセンチメートル」は、なんか久しぶりに聞きました。
 泣きそうになったです。



 最後の「Mr.cosmo」の前に やすおくんがコール。

 「そんなんじゃいかえれへんよ!
  ここのポール(ビートルズのポスターね)が 驚くくらいに!!」

 みんなで ビートルズのポスターに いぇ―い!!

 「リンゴ・スターが、びっくりしてへんよ!!」

 「いぇ―い!!」


 ・・・・なんやねん、この集団。


 今日の宇宙人は、白の全身タイツに銀のはたき、浮き輪。

 「誰や、呼ぶの。 向こうでセクマシ待ってたのに。」


 で、ミステリーサークル、自転。

 最後は、やすおくんは、高いところに上って
 その位置で ジャジャッ、ジャジャッ、ジャジャッ! の
 振り向きポーズをやっていました。



 四星球が終わると、みんな一斉に移動を始めました。
 わたしも、余韻もそこそこに
 セックスマシーンを見るために ライブハウスを出ました。

 スタークラブまでの道を急ぎながら、
 なんだか、すごくうれしい気持ちでいっぱいでした。


 シャングリラのライブのときは、
 形になってきた四星球を感じた、と書きましたが、
 今日の四星球は、はちゃめちゃライブでした。

 お客さんも、四星球目当ての人ばかりではなく、
 いろんな人が混じっていた感じです。

 その証拠に、途中で出て行く人も結構いました。

 その中で、懸命に転げまわって 遊ばれる四星球。
 
 そうや、そうや、この必死さがわたしの心を捕らえたんや。
 
 この前のライブでは、どんどん形になっていく四星球を
 生意気にも 見守る気持ちになってたのが、
 今日のライブでは、
 まだまだ全然やんちゃぼうずやんか、って
 すごくうれしかったです。

 こんな両方のライブを見せてもらって
 なんだかもう うれしくてうれしくてたまりません。


 やっぱり、見続けていかなくちゃ。

  


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