気がつきゃライブの時間だぜ
indexrewff


2009年10月11日(日)   ◎四星球@梅田シャングリラ

 今日の2マンは、知ってる人がいなくて
 なんかちょっと寂しかったのですが、ふと見かけたMT中。
 久しぶりに見たな。
 なんかうれしかった。

 
 さて、四星球。
 始まりは 間違い探しでした。
 最初にカーテンを開けて、一回閉めて、
 ほんでまた開けて、
 ちがうところを探すという企画らしい。

 で、最初にカーテンを開けると
 U太くんが ベースを持ち上げてて
 まさやんとモリスもそれなりにおって、

 ほんでもう一回カーテンを開けると
 U太くんは 侍ヅラに刀を振り上げてて
 まさやんは 
 マイクスタンドに顔写真と
 紙で作ったギター(これが結構うまくできてる)をはりつけられていました。

 「いやいや、こんなんないですよね。」「そうですよね。」 って感じで
 まさやんがいないのはそのままスルーで曲に入り、
 「ギター鳴ってへん―!!」 みたいなフリ。

 手、込んでるわ、気合入ってるね。


 ほんで、なんやったかな、
 「クラーク博士」やりかけて 

 「ちょっと待って。 こんなええ曲、今やったらあかんわ。
  もっと後でせな。
  ぼくら、盛り上がる曲少ないんで よろしくお願いします。」

 だそうです。


 で、「コンプレックス」やったかな。
 ホールの端っこにいてる人に 鉢巻と扇子渡してた。
 
 「あなたがこれつけるのマチです。」 って。

 ほんで、せえへん人には
 キラキラのレイ出してきて

 「せえへんかったら もっと派手にするよ!」

 と脅していました。


 それから、歌いながらホールに降りてきて
 ドリンクカウンターに乗って歌っていました。

 シャングリラって ドリンクカウンターの中に
 ビールサーバーの蛇口があるのですが、
 ここにまたがって ビール出してました。

 下品―。 あかんやろ―。
 でも、おもしろかった!!


 それで、カウンターの上を動き回りながら歌って
 歌の後にカウンターの上の紙コップをみつけ、

 「誰や! こんなんステージに置いたやつは!!」
 「そこはドリンクバーや!!」

 どんな突っ込みやねん、わからんわ。

 ほんで、お店の人が気ぃきかせて ビールをついでくれたんやけど
 やすおくんは

 「ありがとうございます。でも、ぼくお酒のめません。」

 って言うてました。



 「潮騒ぎ」は、

 「バイト先の男の子が、
  ぼく、バンドのこととか言うてへんのに
  CD買いました、って言うてくれました。
  でも、その子が曲名を間違えてたのは、
  言い直せませんでした。

  『しおさい』 やなくて 『潮騒ぎ』!!」

 って、言うたんですが、
 ドラムが先の 「しおさい」に反応して叩いてしもたらしく、
 曲が合わずに 中断してしまいました。

 「ドラムが間違えた―!」 って ちょっと拍子抜けのやすおくん。

 せやけどもっとかわいそうやったんは、突っ込んだMT中やな。
 めっちゃ中途半端にもどってきてた。
 あれは 気の毒やったなあ。

 で、やり直しで 「潮騒ぎ」。
 やすおくんは テンションあげるためか、
 めちゃダイブで転がってきてました。

 無理やって、こっちきても わたし支えられへんから―。

 でも、ちょうど顔がこっち向きのときがあって
 真正面で

 『こっけ こっけ こけこっこ―!!』

 ってしたのが ものすごくたのしかったです。



 「ボール」のときは、後ろのスクリーンに
 キャップテン翼のアニメが映し出されていて、
 曲の後、
 「誰も歌聞いてへんかったやろ。」


 そいで、まさやんが突然、
 「ぼく タイムマシン作ったんです。」 とか言い出して、
 50年後の世界に行ったら
 U太くんとモリスが じいさんばあさんになって出てきました。

 やすおくんは? って思ってたら
 ホールの後ろから ロポットになって出てきて
 なんかめっちゃ笑ってしまいました。


 「Mr.cosmo」の宇宙人は、
 白いセクシードレスのマーキュリーになっていました。

 ほんで、ミステリーサークルに自転。

 

 最後の歌の前に 「歌いたい歌があります」 って言うて、
 「幸せならCLAP YOUR HANDS」 をうたいました。

 これ、すごいよかったです。

 久しぶりっていうのもあるけど
 なんやろな、
 ここが宇宙の片隅なんやな、みたいな気持ちになって
 ほんまによかった。

 歌い終わった後 やすおくんが、
 ちょっと照れくさそうに、でも自信を持って、

 「ええ歌でしょ。」

 と、言うたんがほんとに素敵でした。



 それから、いつもなんやけど
 「明日までkm」 も ほんまによかったです。


 シャングリラでは、スクリーンが使えるせいか、
 アフレコネタがよくありますが、
 今日も 四星球というバンド結成にいたった経過を
 キムタクのドラマに合わせてやっていました。

 キムタクと山口智子が叫ぶところに

 「バンド!!」 「やろうぜ!!」 って。




 アンコールでは、まさやん以外が、
 小学生のたいそう服を着て
 「ぼくら ラジオ体操しらないんです」 って、
 ラジオ体操のテープに合わせて妙な動きをしていました。

 「手足の運動」って言うたら、手足を適当に動かすみたいなんね。



 「カスタネッティスト」も歌いました。
 とてもすきなんですけど、この歌。
 でも、わたしには この歌ばかりは 「虹色カスタネット」なんです。
 だけど、よかったです。
 サビのところが ほんとに感動的です。



 で、もう一回アンコール。

 U太くんが、

 「ぼくらみたいなバンドは 
  アンコールしたら何回でも出てくる思てるでしょ。
  出てくるけどね。」

 とか言うて、さっきの失敗が気持ち悪いからって
 もう一回 「潮騒ぎ」をやりました。

 今度は心置きなく MT中も突っ込んでいました。




 いや〜、どういうんやろね、
 四星球、すごい形になってきた気がする。

 いつもの30分のライブは、はちゃめちゃでおもしろいねんけど、
 こうした少し長めのライブは、
 はちゃめちゃで60分ってわけにはいかへんから
 それなりの形がいるやないですか。

 それが、DIMEや去年のシャングリラでも
 まだはちゃめちゃさが勝ってたんが、
 今日のライブは なんていうか、商品になった感がありました。

 決して悪い意味やないんですよ。
 しっかりプロになってきたってこと。

 10人のうち2人がおもしろかったらええやん、っていうはちゃめちゃさから
 10人のうち8人がおもしろいっていうてくれるようなものを
 目指していく明確さが見えていました。

 まあね、ちょっと寂しい気もするけどね。
 でも、ステップを一段上がってることには間違いないねんから、
 そこんとこは わたしはめちゃくちゃOKです。

 あんなふうにやすおくんが、転がってきてくれたら、
 もうそれでいいです。


 がんばりや―! 四星球―!!

  


ちどり |Home