昨日は、鶴橋にある「雀のお宿」という寄席に
　桂文華さんの勉強会に行ってきました。

　勉強会って、
　なんか関係者とか通の人が行くもんかなあ、と
　ちょっと不安だったのですが、
　文華さんの落語が三席も聞けるとのことだったので
　思い切って出かけてみました。

　雀のお宿は、とてもせまかったですけど満員で
　文華さんがでてきた時には
　大きな拍手が鳴り止みませんでした。


　この勉強会は4回目で
　文華さんが以前やったけど
　その後ほったらかしになってるネタを
　ここで披露することになってるそうです。

　この日は、「喧嘩長屋」「向こう付け」「子は鎹」の三題でした。


　文華さんの落語を聞いていて思うのは
　聞いた後　ちゃんと話しのストーリーを覚えてるってことなんですよね。

　あたりまえやん、って言われるかもしれませんが、
　かなり老人入ってきたわたしには
　ここんとこわりと

　「え〜と、あれってどんな噺やったっけ？」　とか
　「サゲなんやったかな？」　とか

　結構あるんですよ。

　だのに、文華さんのされる話しは
　ほぼ全部内容を覚えています。

　きっと頭の中でイメージしやすい話しをされるのではないでしょうか。



　それからもうひとつ。

　出てくるアホがかわいいんですよね。
　「八五郎坊主」なんか　めちゃめちゃかわいくてだいすきです。
　かわいくって　その純粋さに
　なんだか胸がじんとなってしまう感じがします。

　そしたら、この日のパンフレットに
　上方落語に出てくるアホのことがかかれてあってあって
　文華さんは　
　そこのところを意識して演じておられるからなんだな、と思いました。


　三席とも聞き応えがありました。


　でも、ほんと満員で
　窮屈に座ってたら　翌日腰痛になってしまいました。


　また行きたいけど、腰痛はいやだしなあ、と思ってたら
　今日見ていた生協のチラシに
　正座椅子が載っていました。

　よし、これ買って、また行こう！

　と、注文してしまいました。

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