気がつきゃライブの時間だぜ
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2008年05月05日(月)   ◎四星球、セックスマシーン@神戸スタークラブ

  
  雨やん〜。
  いややん〜。

  と、文句言いつつ三ノ宮へ。
  なんと、うちから500円で三ノ宮へいける方法を見つけました。
  時間のあるときしかできないけど
  なんかめちゃうれしいです。

  スタクラに着くと
  もうO.Aが始まってる時間なのに
  入場待ちの列が。

  そいで、お金はらって中に入ろうとしたのですが、
  な、な、なんじゃ?
  ドアがあかん。

  思いっきり押してみたら ようやく
  人の背中にあたって開きました。

  つまり、ドアの前まで人いっぱいなのでした。


  O.Aは 宮本ビーバーという人が歌ってました。
  ただもう、「みやもと〜!」 という声に
  いちいち反応して、疲れてしまいました。



  3バンド目が四星球。
  なんとか端っこのまんなかあたりまでいったのですが
  それ以上は もう無理。
  ほんとに人だらけです。

  SEは 「ロマンチックが止まらない」 が流れてきて
  ホノルルマラソンの時の緑のジャケットに
  ピンクのズボンを中途半端にはいたやすおくんが
  歌いながら登場。

  一曲目は 「コンプレックス」 でした。

  その時にやすおくんが
  「服着てたら 誰かわからん?
   ほな、脱ぐわ。」
  と、ブリーフになっていました。

  小島よしお、か。

  で、ブリーフになってる最中に

  「すみません、後ろのドア閉めてください。
   恥ずかしいんで。」

  って言って これはおおウケでした。


  C&Rは 「三日は!」 「楽しかった!」 

  うんうん、ほんま楽しかったな〜!


  そうそう、きつねの手する時に
  後ろの方にも それを強要しつつ、

  「みんな、って言ったよね。」

  と、なんかかっこつけて言ってました。
  なんやったっけ、これ。

  あ、傷彦や。



  それで、お酒のうたがあって 「潮騒ぎ」。
  おおおお、モッシュや。
  ダイブや。
  なんかみんな、GKの時でけへんかったのを
  ここではらすかのように すごいことになってます。

  途中まで 「旧」 やって、
  あれ、今日は 「旧」 でやるの? と思ってたら
  「新」 になりました。

  ちがう?
  わたしが ぼんやりしてた?


  それから新曲がありました。

  「音楽でご飯が食べたい」。

  イントロの間に 炊飯ジャー持ってきて
  ほんまにお茶碗についで 食べてました。

  なるほど 音楽でご飯食べてますわね。

  あ〜るくんみたいで おかしかったです。


  で、歌の後 

  「薬飲まな、食後やから。」 

  って言って、
  わたし かなりツボに入って笑ってたんですけど
  そのあとの U太くんの

  「ほんなら さき 服着ろや!!」

  って突っ込みに また大笑いしてしまいました。



  久しぶりに 「ビスケット」 を聴きました。
  最初のピアニカ、ちょっとあぶなかった。

  でも、すごいよかったんですけど、
  後ろの女の子が ネタがないとずっとしゃべるんで
  ほんとにいやでした。

  それもでっかい声で。

  うるさいんじゃ! どっかいけ! このすっとこどっこい!

  ・・・と、言いそうになりました。



  それから 「吉野川同盟」。

  ボケるところは まさやんが
  マイクスタンドを馬にして ハイヨ〜、みたいに乗ってました。

  やすおくんもその後ろに乗ってました。

  それでね、なんかね、
  こすれたら気持ちよかったみたい。

  そのあと、ひとりでそれにまたがって
  めっちゃうれしそうな顔にしながら
  こすりつけて歌ってました。

  そのせいか、「我ら吉野川同盟は・・・・」 のところで

  『たがいの』 を 『たがいも』 といい間違えたらしく

  「たがいも、言うてもうた。 たろいも、ってありますけどね。」


  ・・・・・言わんかったら 気付かんかったけどね。



  これで終わりやったかな。
  とにかく最後は アングラバンドのまねでした。


  そうそう、やすおくんもダイブしてたなあ。
  ほんで PAのところのパイプにもぶら下がってたし、
  帰る時 「このまま運んで〜。」って 
  リフティングで戻らされていました。


  はい、元気な四星球でした。

  ただ、ひとつ、言うならば
  今日も人がいっぱいで
  しかたなかったのかもしれませんが、
  やすおくんとU太くんのしゃべくりが主で
  あっと驚く、意表つくような工夫のネタが
  少なかったように思います。

  しゃべり中心やったら
  MCのおもしろいバンドとあんまりかわれへんもんね。


  いやいや、強いていえば、ですよ。
  こんなこといいながら
  ふたりのしゃべりに 何度もツボって笑い転げてたんですからね。

  どうもすみません。


  

  
  とにかく人いっぱい。
  でも、これ、絶対○タパンのファンやし。
  さっき、○タパン終わったら帰る、とか言うてる人おったし。
  ○タパンまでのしんぼうや〜。

  と、思ってたら
  ほんまにトリのセクマシは ちょっとすいてしまいました。
  おかげでかなり前までいけて、
  M君が20歳になったとか言う話しも出来たんですが、
  やっぱ ちょっと減ったのは寂しいかな。

  ところが出てきたもーりーは
  いつもの1.5倍の
  スーパーカップ並みのテンションで
  「しゃとざはー!」 を 途中からマイクで歌ってました。

  英語で歌えるんや〜、
  そらそうやんな〜、
  神大やもんな〜、

  と、思うやいなや、

  「にゃにゃにゃにゃにゃ〜。」

  ってごまかしてました。


  
  とにかく なんかずっとテンションが
  やけに高かったです。


  「おれは 3日のGKでは
   MCの半分くらいを いぇ―ぃ!! しか言ってない!」

  って言ってました。


  で、これはもっとあとで言ったんですけど

  「去年のGKで前のメンバーがおしまいになって
   おれは ベッドと壁のこ〜んな三角のすきまに
   鼻を押しこんで すねてました。

   そしたら もうすねるのやめようよ、って言ってくれたのが
   けんちゃんでした。

   それで、そんなおれの背中を後押ししてくれたのは
   松原さんで、
  
   それからこうやって聴いてくれてるお客さんやら
   みんなに感謝したいです。

   ありがとうございました!!」


  いや〜、ほんと、よかったね。

  去年のGKの時 もーりーが

  「おれはバンドをやめない!!」

  って言って、
  わたしは 今日でセクマシは終わるけど
  何年でも何年でも 
  またもーりーが
  バンドで出来る日がくるまで
  ず―っと あのぐだぐだなひとりライブを見続けて行こう、って
  そう思ったことを思い出しました。

  それがもう一年で
  こんなふうに新しいメンバーが増えて
  新しい音になって
  新しいセクマシになって
  これは そりゃもう、


  『いぇ―ぃ!!』


  ですよね。




  一曲目は 「報われないぜ」 やったんですが、

  「一曲目は たまたま失恋の歌をやる。」

  って言ってました。




  そうそう、巣箱の話がありました。

  おかん (もーりーの母上のことね) が、
  巣箱をかけたら しじゅうがらが住み着いた、
  でも、その巣箱の中に蛇が入って 卵を食べてしまって
  しじゅうがらは来なくなってしまった、
  でも、おかんはまた巣箱をかけると思う、
  そんなおかんに捧げます、

  『バンド名変えたい』!!


  それで間髪入れず 

  『うちのママンに叱られちゃうよ!』

  って、入ったんですが、
  これが めちゃくちゃかっこよかったです。


  しかし、巣箱をかけて
  しじゅうがらがやってきて
  蛇までやってくるなんて
  もーりーんちは よほど閑静なところにあるんですね。



  新曲もやりました。

  あ〜、タイトル忘れた。

  「すきだからにきまっとろ〜が」みたいな意味の歌でした。

  サビはPUNKっぽくてかっこよかったですが、
  Aメロみたいなとこは
  カクカクカクってうたう感じで
  わたしは よくわからないですけど
  常磐津とか 謡とか 狂言とか、
  そういうものを思い出していました。

  でも、とってもよかったですよ。
  新しいセクマシで
  早くCDでえへんかな〜。


  
  そやそや、「電車」 をやったんですけど
  『別になにも期待なんかしてなかった』 のところ、
  もーりーが お立ち台のところに横座りして
  足を投げだしながら歌うんです。

  それで、演奏の方も
  major7とか使うような (いや、なんだか知りませんけどね)、
  すごくおしゃれな感じで
  「恨みっこなしで 別れましょうね」 みたいな雰囲気で
  めちゃおかしかったです。

  しかし、なんですね、
  キーボードが入ると こんなことが出来ちゃうんですね。
  なかなか楽しいじゃないですか。



  それから 今日は4人だったので
  途中ベースとギターの交代がありました。

  このときも もーりーが
  「こうたい!」 「こうたい!」 って
  お客さんをあおって
  「こうたい!」 の間に 
  いろんな芸を挟むんですよ。

  ちょっとしたもんなんですが、
  それがかなりばかばかしくて めちゃおもしろい。

  あれは仕込んできたんかな。
  アドリブやったら 天才ですね。



  「無理なんす」 の前には

  すごく高飛車に

  「バラード歌うよ。 バラードだよ。」

  みたいに言ってて
  そしたらけんちゃんが それに合わせて

  「バラード歌うよ!」

  「ああ、歌うよ。」

  「バラード歌うよ!」

  「バラード、歌うよぉ。」

  みたいなことを繰り返してました。


  わたしはなんか 驚きました。
  けんちゃん、めっちゃおもしろいやん。
  こんなことできるなんて 知らんかった。

  思えば、初めてけんちゃんを見たとき、
  「だれ、あれ。」
  って、ぽかんってしたのが
  もういまや、こんなことできるんですね。
  すごいわ。


  そして、

  「すきな子がいました。
   ・・・・いや、います、かな?」

 
  へ? って思ったら


  「その子のことが忘れられない。」


  もうこうなったら、
  キャラなんだか、ほんとなんだか、わからなくなってきました。



  そして、あと一曲の時、
 
  「すみません、いつもはこんなこと言わないんですけど、
   今日だけは アンコールお願いします。
   松原さんを出したいので。」

  と言って、なんども恐縮してお願いしてました。

  「ほんと、いつもはこんなあつかましいこと言わないんです。
   いつもは 腰低いんで。」

  って、言ってたら 
  後ろにいた、セクマシ初めてらしい女の子が

  「今も充分腰低いやん。」

  って、言ってました。




  そして、アンコール。

  盛大な拍手で 松原さんの登場でした。
  松原さんは 「楽しかったな。」 といいつつ、

  「ああいう大きなイベントも楽しいけど
   こういう小さなライブハウスでやるのも
   ええなあ、って思ってます。」

  と言ってました。


  それで、もーりーは

  「GKの打ち上げの時にね、
   みんなボケたりして
   松原さんはそれに突っ込みに行くんですけど
   松原さんの胴上げや〜、言うて
   DBを胴上げしてたら
   松原さんが
   『おいおいおい、それ、おれ ちゃう、ちゃう』 って
   突っ込みに行ってて
   それ見たとき なんか、
   うっ、ってなったんです。」


  あ、なんか めちゃわかる。
  GKで ずっと緊張してた松原さんが
  終わっていつもの松原さんに戻ったとき
  ああ、ほんまにようがんばらはったな、って
  なんか、そんな思いがこみあげてくるんでしょうね。

  これ、めちゃいい話やな、と思いました。



  アンコールは 「Jフォン」 でした。

  
  
  セクマシ、よかったです。
  新しいメンバーが出来たといっても
  まだ、セクマシとしては 過渡期にあると思っていましたが、
  今日のライブを見て 
  もうそういうところを越えて
  セックスマシーンというバンドが
  新たに出来上がってきたのを感じました。


  とてもうれしい気持ちがしました。


  ほんとに早くCD出してほしいなあ。
   


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