気がつきゃライブの時間だぜ
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2007年07月29日(日)   ◎四星球、ソープランド揉美山@滋賀B♭


 浜大津に着くと 駅から琵琶湖が見えました。
 
 わ〜、きれい。

 この前の高松駅からも海が見えたなあ。
 いいなあ、こういう風景。


 それに この京阪電車京津線が また最高やった。
 わたしは 山科から乗ったんやけど
 カーブに次ぐカーブで
 電車は のんびりゆったり ごとごと走っていく。

 しかも山に沿ってのカーブなもんだから
 見えてくる風景がどんどん変わっていって
 もうほんまに最高です。


 それで 終点の浜大津に近づくと
 路面電車となって 信号待ちなんかしちゃいます。


 ほんま、最高。


 わたし、運転できるんやったら
 この京津線を運転してみたいです。




 B♭は その路面電車の線路に沿って
 少し歩いたところにありました。

 いい感じのライブハウスですが、
 なんせ 100%場違い感をかかえてるもんで
 ライブが始まるまでは どうにも落ちつかない。

 
 でも、入ってすぐに始まったのが
 THE WELL WELLSのライブだったので
 しょっぱなの音を聴いたとたん、
 すっかり いい気持ちになりました。


 ありきたりな表現かもしれませんが、
 「HAPPY」 という言葉がぴったりなような気がします。

 それは 音楽だけじゃなくて
 演奏している人たちもみんな。


 そりゃ 生きてるんだから
 いろいろつらいことや 悲しいこともあるだろうけど
 自分たちの音楽に確信を持って
 お客さんにも 自分たちにも届くように演奏しているのが
 ほんとに素敵だな、と思います。


 奥くんはじめ、メンバーみんなの笑顔が
 本物だなあ、と感じました。



 そんなわけで 
 演奏が終わったあと、
 前から迷っていたうぇるポロをついに買いました。

 気に入ってます。

 早く買えばよかった。





 その次の次が 四星球でした。

 おとついのマッシブもでしたが、
 最初のドラゴンボールのパラパラ、すごいウケてました。


 それで 流れ忘れたけど
 台風がどうしたこうした、って話しになって
 登場は 台風レポーターねたでした。


 「はい、こちら北島です!」

 って登場してきたやすおくんは 
 骨折れのかさで顔を隠してて
 それをどけると 例によって 頭びしょびしょ!!


 「立ってられません!」 とか言いながら
 びしょびしょの頭、穴あきTシャツを
 
 「セックスマシーンみたいやな。」




 1曲目は 「コンプレックス」。

 やすおくんが帽子をかぶってるのは
 白髪が多いからだそうです。

 実は わたしも低学年から白髪が多くてね、
 母親が心配してたほどだったんですよ。

 だから ここんとこの歌詞、
 なんかうれしんですよね〜。



 それで うたいながら
 Tシャツ、ジーンズを どんどん脱いでいっていました。

 いつもよりよ―け着てるから 脱ぎにくそうでした。

 靴下まで脱いでて そのていねいさがおかしかったです。

 そして ブリーフには光一くん。


 C&Rでは 「これもやるの―!!」 って言いながら
 左側の楽屋スペースに入り込んで
 空いてる上の方から 当然顔出して

 「きっかわ!」 って。


 びっくりした。


 ほんで 目の前のスピーカーにのかって
 ブリーフ脱ぎ始めました。

 ほんま めっちゃ目の前。

 どんどん脱いでいって 一番下は 黒に平和でした。



 「後ろもやるよ―!」

 って言うて スカウターをかけ、

 「戦闘能力を測る。」 って。


 めちゃおかしかったです。



 C&Rは 「どっかは?」 「つれってって!」

 
 「どこもつれてってもらわれへん人は
  ぼくがつれていったげます。

  テーマパークの入り口。」


 を マイクスタンド逆さにしてやってました。


 それで

 「きっかわ!」 「つれてって!」 になると


 「きっかわはつれてってくれへんよ―!」


 って 叫んでました。



 
 恒例お酒の歌では やすおくんの歌の途中、
 突然狂ったように踊り出すU太くんです。

 あのハーモニカみたいに。

 めっちゃこわい。



 それから 前へ出てくるてっちゃん。

 「前に出てくるドラムはソープランド揉美山だけでええ!」 って

 言われてました。




 次は 「クラーク博士と僕」 でした。

 まさやんは降りてきて
 お客さんにギターを預けて バック転。

 その場で連続でやって 頭打ってました。

 やすおくんも降りてきて バック転をするんかと思ったら
 ただの後転で
 しかも したあと大の字になって寝てました。

 でかいから めっちゃひとりでスペース取ってるし。

 
 それからフラフープ。

 赤っぽいモリ君がもってきてました。


 フラフープが終わったあとは
 てきぱき 奥くんが片付けてて おかしかったです。


 歌のENDINGで やすおくんは
 そでに引っ込みました。

 お客さんは なにかを期待して
 しきりにそっちを覗き込んでました。



 そしたら U太くんとまさやんが
 選挙の話題をフリだして

 ああ、そうそう、今日は参院選の投票日やったな、

 もちろん わたし投票してから ここ来ましたよ。



 それで 現れたやすおくんは
 バンダナ、サングラス、スーツ、浮き輪。

 なんやねん、このかっこ。

 どない言うんやろ、
 ようもこんだけわけわかれへんもんばっかり
 身につけること 考えられるもんやな。

 美術館のわけわかれへん常設展みたいや。

 意味不明のオブジェっていうか。

 前に美術館行ったら
 キャンバスにバンンドエイドいっぱい貼って
 その上に絵の具たらしてる作品があって
 わたしら その前で
 必死でわらいをこらえてたことあったんです。


 やすおくんのコスプレって
 そういう感じがする時ある。


 もしかしたら 芸術?


 ・・・・んなわけないか。


 でも ここでは我慢せんと 
 思いっきり笑えるだけ楽しいです。
 
 
 

 あ、歌は もちろん 「YORONN」 です。

 これの後半 ほんまにええ歌詞ですね。

 「泣く子はいねえか、泣く子はいねえか」 が
 ものすごくすきです。

 ほんと じんときます。


 でも コーラス、やっぱりうるさいです。


 そこで てっちゃんがシンバル鳴らすの
 ほんまにおもしろい。

 あれ、だいすき。


 


 最後、後ろ向いてゴソゴソしてたから
 めっちゃ期待してたら
 やっぱり はなたかゆき!!!

 しかも きりんくわえてる!!!


 今日の一番のツボでした。


 「ぼくはテンションあがったら動物食べるんです。」


 やすおくんのテンションに
 動物は 深く関わってますね〜。



 浮き輪についてるハンドルのクラクションを
 ぱふぱふって鳴らして
 
 「B♭、8周年おめでとうございます!」

 って言ってて

 「滋賀に来るのは初めてで B♭も初めてで
  ほかのアーティストさんが
  『ビーフラ、ビーフラ』 って言うのを聞いてたんですけど
  これからぼくも 『ビーフラ』 って言うてええですか。

  そしたら言います。」

 

 深呼吸。



 「びーふらっと―!!」

 「なんで遠慮しとんねん!!」


 「9周年も 祝わせてくれますか―!!」 に

 スタッフさん OKをだしてました。



 それから 「お茶飲ませてくださいね。」 って言うて
 湯のみで お茶。


 「まったりすな―!」 の突っ込みに

 「縁側ビーフラット」 って 言うたら

 てっちゃんが立ちあがって

 「ボーカルがつまらんことを言ってすみませんでした!」

 
 「ボーカルがすべると ドラムが謝るんです。」 とやすおくん。





 それでね、

 「昨日 あかちゃんの服もってきた人がおって
  それにサインされてもらいました。
  こんなうれしいことはないです。

  その子は11ヶ月やそうですけど
  その子が大きくなって
  ライブハウスに来るようになるくらいまで
  10年、20年って続けたいなあ、って。

  40、50になっても ライブしてたいと思ってます。
  みなさんも 40、50になっても
  ライブハウスに来てくださいね。


  みなさんの目尻のしわをふやしたいな、って
  そんな歌です。」


 って 話しがあって 「明日までkm」。


 まさやんは ホールに降りて 曲弾きをやっていました。

 終わり頃 モリ君がくわがたかぶって登場です。

 肩組んで うれしそうに歌っていました。


 最後 それぞれが滋賀への熱い思いを語り、

 「だいすきです!」


 てっちゃん、

 「あんまりすきすぎて だい、だい、だい・・・ だいこん!!」



 はい、大根 登場しました。




 
 27日よりは 時間も短かったし、
 曲も少なかったですけど
 コンパクトにまとまった いいライブだったと思います。

 
 ほんまに10年も20年も続いていくバンドになってね!

 
 それで ほんと 今日は選挙の日やってんけど
 こんなふうに ライブしたり 見たりできるのも
 平和なればこそ。

 それは 学ぶことじゃなくて 続いていくことなんやから
 続いていくように
 身近なところから 社会を見つめ
 自分の意思を政治に反映させていくこと、って
 ほんとに たいせつなことだと思います。


 若者たち、選挙は行けよ!




 


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