さて、GOINGKOBE。
　めちゃ楽しみにしてました。

　わたしは皆勤です。
　そして2年前のこのGOINGKOBEが
　今のむちゃなライブ参戦生活に入るきっかけでした。

　わたしにはたいせつなイベントです。
　それに今回は　
　セックスマシーンが今のメンバーで行う区切りの日です。

　もうなんだか胸がどきどきします。



　ポートアイランドに着いたのは10:30頃。
　もうかなりの数の若者たちが　会場を目指して歩いていました。

　オフィシャルTを買って　着換えをすませて
　わたしたちは　ワールド記念ホールに向かいました。

　夙川学院大学の方では
　コザック前田さんのユニットバンドが始まるので
　人の流れは大学へ。

　その中を逆行しながら歩いていました。
　わたしたちは　こんな小さな世界の中でもマイナーなのですね。



　ワールド記念ホールは　とても大きくてきれいなホールでした。

　まずは　MiniSK@BOX　のライブを見ました。
　このバンドは　何度か見たことがあります。
　とても楽しい雰囲気と　
　すごく素直で
　邪念の感じられない清々しさが気持ちいいので
　わたしは　かなりすきなバンドです。

　今日は　広い会場にボーカルの子の声が
　きれいに響いて
　ホーンも素敵で
　とてもいいライブだったと思いました。



　MiniSK@BOXが終わると
　同じホール内にある　ワールドステージで
　すぐに　ワタナベフラワーが始まりました。

　たくさんの人が集まっています。
　
　クマちゃんは　坊主刈りの永嶋さんに肩車されて
　後ろから登場してきました。

　「きゃあ〜〜っ！！」　って歓声がいっぱい。

　大きなステージ、たくさんのお客さん、いっぱいの歓声に
　クマちゃんの姿はとってもよく似合うなあ。

　2年前、GOINGKOBEのサブステージで
　ビールケースの上に乗って歌ってたクマちゃんのことを思うと
　ほんとにすごいなあ、って思いました。

　正直　ちょっと寂しいんですが
　わたしはクマちゃんには　
　もっともっと遠いところで歌うバンドになってほしいです。

　今日のクマちゃんの顔は　とてもいきいきしていました。
　
　特に　「ホメロック」　を歌うクマちゃんは
　すごく気持ちよさそうでした。

　そしてむさくんのベースの音は
　やっぱりだいすきです。

　ワタナベフラワー、いい具合に盛り上がって終了でした。




　さて、次は大学へ。
　ふたつの会場のあいだは歩いて10分くらいなのですが
　暑いし　人多いし、で
　ちょっと遠く感じました。

　大学につくと
　アングラブースで　サンダーバームがやっていました。

　しかし、フロアでやっているので
　ほっとんど何も見えません。

　どこらへんで歌ってるのかもわかりません。

　少し聴いて　ホール内のレトロ本舗を見に行きました。


　レトロ本舗がやってるステージは
　四星球がやつことになってるステージなんですが、
　これまた　なんにも見えません。

　こりゃ困った。
　かなり前へ行かないと四星球見えへんぞ。
　作戦がいるってことやな。

　


　レトロ本舗が終わったあとは
　ここの大きい方のステージで
　松原さんの挨拶がありました。

　ほんまにようがんばりはったなあ。

　開催してくれて　ほんとにうれしいです。

　2年前にモノノケ見るために
　ふらっと立ち寄ったイベントが
　今、こんなに大きな存在のイベントになるとは
　思ってもみませんでした。

　拍手！　拍手！　拍手〜〜！！




　このあとは　昼食タイム。

　でも、四星球の場所取りに行かなあかんので
　ゆっくりも食べてられません。

　その上　量が多くて　なかなか食べきれない〜。
　
　もういい。　残す。　先生、ごめんなさい。



　で、再びホールへ。

　小さい方のステージでは　
　ファンキーパンキーがやってました。

　横の前の方から見てたんですけど
　濃い〜わ〜。



　ファンキーパンキーが終わった後、
　前から2番目の端っこの方を確保しました

　大きい方のステージでは　MASAS　SOUND　MACHINE。

　やたらやかましいバンドですが、
　わたしは意外とすきで
　聴けるもんだったら聴きたいって思ってたんで
　場所を確保しながら
　後ろを向い聴いていました。

　ところがだんだん人が増えてきて
　もうステージが見えなくなって
　しかたないので　前をむくと
　なんか出番前の四星球、踊ったり歌ったり
　めちゃ盛り上がっていました。

　一番おかしかったのは　花団の潤さんが　
　ほおかむりして杖ついてやってきたときでした。

　本気で笑ってしまいました。

　そんななごやかな出番前ですが、
　MASASのライブが終わりに近づいてくると
　だんだんU太くんやまさやんの顔はしまってきて
　ラストの曲半ばになると
　突然Tシャツ脱いで　ジーンズ脱いで着がえ出すU太くん。

　はっきりいって　顔は真剣そのものです。
　大勢の前でこんなに真剣にブリーフになっていく人、
　初めて見ました〜。

　で、まるで試合前のヤワラちゃんが
　柔道着を着るかのように
　半被をきて帯をきゅっと結んでいました。


　そして　MASASが終わるのを見計らって
　U太くんとまさやんとてっちゃんで　
　合図を交わして　四星球のライブ　が始まりました。　




　四星球のあとは即、後ろのステージのセックスマシーンに移動！

　わわわ、もう　「しゃとざは―！」　って流れてるやん！！

　もう慌てすぎて　足がもつれそうでした。

　あたりをすり抜けながら
　ようやくよさげな場所を見つけ駆け込むと
　そこには　潮騒ぎの子が！

　うわ、はやっ！

　たぶん四星球見てただろうに
　ずいぶん前からそこにいたかのような落ち着き具合でした。

　ちょっとぶつかりそうになったので
　謝りがてら　初めてご挨拶。

　そしたら笑顔で返してくれました。

　たぶん向こうも　よく見かけるやつだよな、って
　思ってたことと思います。

　挨拶できてよかった。


　さっき流れた　しゃとざはー　は　いったん切れて
　それからなかなか流れませんでした。

　「あれ？　なんでやろ？　どうしたんかな？　ネタかな？」
　「ネタかどうか読まれへんもんなあ。」

　なんて会話をしているうちに
　今度は　ほんとに　しゃとざはー　が流れてきました。


　セックスマシーンのライブ　の始まりです。



　なんか知らんけど
　わたしの中じゃメインを無事すませたような脱力感。

　しかし　ぼんやりはしていられません。

　次の花団の場所取りをする友人と別れて
　わたしは　ワールドのザ・キャプテンズに向かいました。


　ちょっと時間が押してたようで
　ホールに入ると　
　ちょうど　ザ・キャプテンズが登場してくるところでした。

　キャプテンズ、久しぶり！！
　うれしいな！！

　わ〜！　傷彦、でっかい失神タオルはおって来た〜！！

　傷彦〜〜！！


　今日も仙台から馬車で来たそうです。

　失神もしてました。
　ネタやるから　時間がかかったのか
　曲は3曲だけでした。

　でも　おもしろかった！
　すごいウケてました。

　特に　一緒にジャンプするところ、
　
　「みんなで跳ぶんだよ。」

　って言って　半分くらいしか跳ばないと

　「『みんな』って言ったよね。」

　って言うのが　ものすごくおもしろかったです。

　あ〜、なんか知らんけど　CDほしくなってきたわ〜。




　キャプテンズの後は　またまた大学へ。
　今度は花団です。

　ホールに入ると　
　すでにカズくんがスピーカー台の上に乗って踊ってました。

　みんなにレスポンスを求めても
　すべるばかり。

　ほんまおもしろいわ。

　「恋のマグネチュード」　は、
　めちゃノッて　シェイクシェイクってやってきました。

　せやけどあれですよね、
　カズくんは　ず〜っとスピーカ台にのってましたね〜。

　わたしの後ろの男性2人組、
　めちゃウケで　げらげら笑っていました。



　花団が終わってホールを出たところで
　ましゅおさんに会いました。

　今日、来るかな〜、って思ってたから
　めっちゃうれしかった〜！！



　再び友人と合流して　芝生のとこに
　メガマサヒデさんを聴きに行きました。

　時間が変更になってたらしくて
　すでに　「ひとりぼっちの世界」　が聞こえていました。

　ついて見ると
　メガさんの横にいるのは　コザック前田さん。

　「ひとりぼっちの世界」　をうたっているのは　コザックさんでした。

　この歌　だいすき。



　ここは　シーサイドブースというんですが、
　芝生の上にみんな座って　のんびり聴いていて
　なんかもうわたしなんか
　懐かしいっていうか　安心するっていうか
　こういうの　まさにわたしの世界っぽくて
　ここでメガさんが聞けるのが　ほんとにうれしかったです。

　でもね、たぶん今日のイベントで
　一番過激だった歌は　「北の国から」　だったと思います。

　PUNKでした。

　この歌のことを

　神戸のタワレコでやくざが来て　暴れて
　会社は守ってくれなくて
　直で僕の電話番号を教えて
　僕が怖い目をした

　というようなことを　即興で歌ってました。




　それから　ホールに入って渋さ知らズを見ました。

　なんだかすごい世界でした。
　オーケストラがいて　雷みたいな人がいて
　踊る人がいて　音楽に合わせて絵を描く人がいて
　ほんとに　そこにひとつの作られた世界が存在していました。

　このバンドを呼べたっていうのは
　松原さん　めっちゃすごいですね！



　その後は　今日最後の移動です。
　ワールドへ。

　PANは見られないかと思ってたんですけど
　時間が押してたせいで　見ることが出来ました。

　この前の2丁拳銃が長かったみたい。

　いや、ナイスです、にちょけん。


　PANは　ボーカルの川さんの声が　わたしはすきです。

　この人が　楽屋ではおとなしいなんてなあ。

　ギターとベースの人のことを
　
　「野性爆弾です」　って言ってたのが　めちゃおもしろかった。


　なんか聴いたことない曲でも勝手に盛り上がって　
　すごく楽しいライブでした。




　そして大トリは　ガガガSP。

　大歓声の中、

　今日は、「ヒットメロディで行こう。」

　といって　「卒業」　「晩秋」　「初めてのチュウ」　「線香花火」　
　などなど歌いました。

　
　すごい盛り上がる前の方は　どうやら男の子が多そう。
　そんな様子を見ながら
　ガガガって　ほんとに男の子が安心して
　女の子に気を使ったりせず
　一心に気持ちをのめりこめることのできるバンドなんだろうなと感じました。


　途中、コザックさんが　松原さんを呼んで
　さすがに　この時は松原さんは涙で声が出ませんでした。

　う〜ん、こうやってみると
　PUNKの人たちって　やっぱり熱いですよね。

　


　そして、アンコールがあって　
　ついに　あんなに楽しみにしていた
　GOINGKOBEが終わりました。

　ほんとに楽しかったです。

　聴きたいバンドは　ほぼ聴くことができました。

　すきな音楽をずっと聴き続けた一日。
　疲れたけど
　わたしにとっては　日本中のどのフェスよりも
　楽しくて　価値のあるフェスでした。


　これ開くの　ほんとに大変だと思うけど
　どうかまた来年も来たいです。


　そのためには　がんばって
　スタークラブのライブに行こうっと。
　







　
　
　

　
　

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