気がつきゃライブの時間だぜ
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2006年09月19日(火)   ◎ザ・キャプテンズ@心斎橋クラブクアトロ



 このライブは ミナミホイールのプレイベントらしくて
 ☆まおまお☆さんに 教えてもらった
 無料招待を申し込んだら当たったので 行ってきました。


 わたしは クアトロって結構すきです。
 ちょっとゆったりした雰囲気がありますから。
 柱は 邪魔ですけどね・・・。



 最初のバンドは てるる...。
 ボーカルの人の声の伸びがよくて
 で、この人 ギターも弾くんですけど
 なかなか うまいな、と思いました。
 アルペジオが とてもきれいでした。



 次は air drop。
 眼鏡をかけた女の子が まったりと歌っていました。
 つじあやの、ってこんな感じなん?
 いつもは 代官山のカフェで歌ってるらしいです。
 おしゃれね〜。



 で、次が キャプテンズ。

 すごく人気あって 前のフロアは
 人がいっぱいになっていました。

 傷彦は 今日も赤が似合います。
 
 なんだったっけな、
 なんか C&Rみたいなので盛りあがったら


 『いい子だね、大阪』


 だって!

 きゃ―、すてき―。


 2曲目は 始めて聴く 「おかあさん」 という歌でした。
 歌の前に

 「傷彦という名前は おかあさんがつけてくれました。
  人に傷つけられたり 人を傷つけたりする痛みを忘れないようにって。」

 というセリフがあって
 歌は どこからか流れてくるピアノに合わせて スローバラード。

 間奏では マイクより前に出てきて
 「おかあさん!」 みたいに 叫んでいました。




 それから 「失神天国」 です。

 今日は 少し段になってるところで見ていたので
 客席に降りてきて お客にからむ傷彦が
 とてもよく見えました。

 すごく近くでみたし、
 失神しているのもみられました〜。


 「やっと見つけた僕の天使」 は
 傷彦に 大きな真紅のばらの花束をプレゼントしていました。

 ちょっと驚いた顔で
 それでも 優雅な微笑みを浮かべ
 「ありがとう。」 という傷彦、すてきでした。

 この人 きっと 普通にいい人なんやろな〜。


 
 ほんとにファンが多くて
 わたしの横にいた女の子は
 わたしが ウケて爆笑しているのに
 ほとんど笑うことなく見ていたので
 「始めてなんかなあ、 あっけにとられてるのかなあ。」 って
 思っていたら

 ♪ どうにもどうにもどうにもどうにもどうにも止まらない

 では 突然ノリノリの手振り。


 めっちゃめちゃ 年季の入ったファンのようでした。



 この前のスタクラに比べると 時間は短くて
 「かっこいいチューニング」 もなかったのですが
 彼等の作る世界は とても好感がもてて だいすきです。

 ミナホ、楽しみやな〜。




 最後は ミドリカワ書房。
 あ、これ アーティスト名ですから。

 最初や最後のMC、
 朗読をするような口調で SEで流れるんです。

 そこからもう なんか不思議な雰囲気。

 で、歌い出した歌は ブサイクな顔がなんとか、ってタイトルで
 きれいなおかあさんから生まれた
 ブサイクな女の子が 整形をしようと決心する歌でした。


 笑いをねらっているわけでは 決してありません。
 かと言って なにか 教訓をうたっているわけでもありません。

 ほんとに ただその女の子の思いをうたっているのです。

 一生懸命歌詞を追い、
 聴き終わると なんだか1冊の小説を読んだ気になります。


 なるほど、だから ミドリカワ書房なんや・・・。


 次の歌は 
 離婚をする男が自分のこどもに向かって歌う歌。

 
 それで その次は
 CDに歌詞を入れることのできなかった歌で
 死刑囚が 母親に書いている手紙の歌です。

 これは さすがに重かった。
 でも 聴き入ってしまいました。


 しかし だからと言って
 真面目臭い人ではないのです。

 MCは 「あたしはね・・・。」 みたいな言葉で
 歌の重さのわりには 軽やかな感じ。

 
 歌の主人公に感情移入して作ったのではなく
 いろんな小説を歌にして 紹介しているようなふうでした。



 「アイム マザー」 という歌は
 妊娠のわかった女性の喜びの歌で
 浜田省吾の歌からヒントを得た、とかいって
 サングラスをかけ ハマショー風にうたっていて 笑えました。


 あ、そうそう、
 売れない小説家が アパートの隣りに住んでる
 大学生の女の子のことを歌ってる歌もあったのですが、

 このストーリー、 
 わたし たしかにどこかで読んだことある。

 わたせせいぞうでしたっけ、
 なんかそういう人の絵で どこかで読んだ。
 
 もしかしたら この人、
 ほんとに小説を歌にして 紹介してるんだろうか・・・。



 そんなわけで とても独特の世界を体験しました。
 よかったです。



 4バンドとも 全部ちがうタイプで
 なかなか楽しめました。


 この前から フリーライブばっかり行ってますが
 どれも みんなお徳ライブでした。


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