気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2006年08月06日(日) |
◎四星球@神戸スタークラブ |
ちょっとわくわくしながら スタークラブまで 行きました。
この前 新宿マーブルで見た四星球が とてもおもしろかったので ぜひ もう一回 見てみたかったんです。
で、マーブルの時は 途中からしか見られなかったから 余計に 楽しみ。
ライブハウスは まあまあの入りでした。 この前みたいに 10人だったらどうしようかと思った。
O.Aは どこやったかな、 四国のどっかのバンドで キング嬢。
VO.の女性がきれいな人で なんか見たことあるな〜、と思ってたら そうそう、 ファンダンゴで見た いんじゅうまおうさんのバンドの 女装してたベースの人に似てたんです。
で、次が四星球。
ドラゴンボールの曲で ベース、ドラム (この人は応援メンバー)、ギターの人が 前のお立ち台に立って パラパラを踊り始めました。
ベースとギターの人は 下は ブリーフ一丁。
ドラムの人は 応援のせいだか 服着てましたが 上半身裸に ボレロみたいなの来て (闘牛士が着るみたいなん) 踊りの方は すっごく 真剣に踊ってました。
それで その踊りが終わると ギターの人が ベースとドラムに いろいろ 話しかけるんですけど それを無視して ふたりで 打ち合わせをしています。
「おい、なんとか言えや。 ・・・シカトかよ。 そんな無視ばっかりしてたら ムシキングがくるぞ!」
と ギターの子が言ったら
「呼んだ?」
って くわがたのかぶりもんして 黒のゴミ袋をかぶった VO.登場!!
あかん、
おもろい。
格好もおもろいけど この子のたたずまいが もう めっちゃおもろい。
すっごいええもん持ってるわ。
なんか 笑い止まれへんやんか。
そして 1曲目は 「ルージュの伝言」。
・・・ええねんけど、 なんかちょっと 音 はずれてない?
そうでもない?
はっきり言うて 歌はあんまりうまないね。
でも そんなん どうでもええ、って感じ。
一生懸命 この子がここで歌ってたら めっちゃ いい気持ちになってくる。
不思議な子やなあ。
とか思ってると
『不安な気持ち残したまま〜』
のところで お客さんにむかって
「『しゅびでゅばぁ〜』 は?!」
「この歌知ってるやろ! ここで 『しゅびでゅばぁ〜』 は 決まってるやんか!」
その必死さに また爆笑。
「手はこうや!」
と 頭の上で 人差し指で 丸をかく手振り。
しないと許してもらえない勢いです。
手振りの指導をして もう一度 歌って
「『不安な気持ち残したまま〜』・・・
あ〜!! しゅびでゅばぁ 忘れてる〜!!」
と まあ、大騒ぎです。
「ちゃんとせえへんかったら もう一回 ムシキングからやるで!」
いや、もう一回 見たい気もするけどね。
そうこうしているうちに VO.やすおくんは 急に吹き出して言いました。
「いや、そこの眼鏡の人、 人差し指 胸の前でくるくるまわすのやめて。
(つまり とんぼ取りみたいなやつね)
おれ なんか 呪文にかかりそうやわ。」
ほんまに おもろいなあ。
あ、言い忘れてましたけど やすおくんも もちろん ブリーフです。
その次くらいの曲では ギターの子が 舞台を下りて来て 眼鏡をかけているお客さんの眼鏡を どんどん トレードしていきました。
えええ?
どれが 誰の眼鏡かわからんやん。
しかも 彼は お客さんの眼鏡をかけて ステージに戻っていきました。
どないするん〜?
その歌が終わって やすおくんがMCしようにも 眼鏡の人たちは お互いに 眼鏡の確認をしあっています。
わたしも 気になって ずっとその様子を見ていたら やすおくんが
「わかった、わかった。 眼鏡の時間は あとでちゃんと取るから。」
とか言ってました。
あと、客席で フラフープしたり フラフープで なわとびみたいに跳んだり からだ はりまくっていました。
バブルの歌の振りは ジュリアナ東京みたいになってました。
途中 やすおくんは ずるっとブリーフを脱ぎました。
うわ、って思ったら 下にまだはいてました。
で、4枚くらい重ね履きしてたようで 次々 ずるずる脱いでました。
なんかね、いつも行く牛丼屋さんに なんか癒される店員さん (女の子) がいて やすおくんは その店員さんに
「ねぎすじ丼 (やったかな?)、温玉のせ。」
と毎回注文するそうです。
で、いつか、 「ねぎすじ丼。」 だけ言って、その時に その子に
「温玉はいいんですか。」
って いわれたいそうです。
もう!
めっちゃ かわいい!!
そんなこんなで 大笑いしてたのですが 実は わたしがもう一度 このバンドをみたいと思った 一番大きな理由は マーブルで 最後に歌った歌にあるのです。
すごく 胸にしみて 今まで 大笑いしていたのが その歌で 一転 涙うるうるになってしまいました。
ふとみると わたしの斜め前の女の子も 涙をぬぐいながら 聴いていました。
そのときに このバンドは ただおもしろいだけじゃない、と思ったし、 もう一度 あの歌を聴いてみたいと 思ったんです。
そして 今日のラスト、 その歌を歌いました。
なんか 彼女と付き合ってるか 付き合ってないか、 よくわからない状態に 今 あるそうで そんなことを思うと よけいに この歌は 悲しく聞こえました。
ハワイアンブルーが なんとかかんとかって タイトルで 万華鏡という言葉が 印象的に使われていました。
歌の内容としては 女の子が 男の子に 別れがしのびよってる (決定的になってる)、 せつない気持ちを語りかける (独白かな) ものなんですけど
(すみません、2回しかきいてないので 間違ってるかもしれません)
あれは やすおくんが 女の子に言われたことなんかなあ。
途中 セリフがあって もう それが ものすごくせつないんです。
「わたしも今度生まれてくるときは あんたみたいなアホな人間に生まれてきたいなあ。」
って 徳島の言葉で言うんですけど 今 思い出しても 泣きそうになってしまいます。
さっきも言ったけど へたなんですよ、歌。
速い曲ならともかく こんなゆっくりめの曲になると 余計にです。
でも こんな泣かせる歌い方 聴いたことない。
あの、一生懸命だから泣ける、とか言う そういう学芸会レベルでは 決してないんですよ。
ほんとに プロの歌い手として そのへたな歌が 心につきささるのです。
もう一回 あの歌が聴きたい、って 全身で 感じてしまうのです。
ほんとに 不思議な子です。
これは ちょっと 聴き続けてみたいバンドだと思いました。
次のバンドは ファンキー・パンキー。
熱いね〜、ここのファン。
ファッショナブルな出で立ちで バンド交換のあいだから もう ファン同士盛り上がりまくって ウォーミングアップダンスです。
しらない間に ここのバンド 3回目でして 曲が始まると なんか 知ってるのばかりで つい一緒に 「ラブ オー ナイ」 とか やってしまってました。
最後は 劇団鹿殺し。
名前からして パンクバンドかな、と思ってたら ほんまに 劇団で お芝居が始まりました。
わたしの前あたりに 劇団員のおかあさんたちが来てました。
舞台から
「今日はうちの親がきている。 今 目をそらせた。」
なんて セリフのあいまに言ってました。
なかなか おもしろかったです。
最後に主役の女性が歌った歌が すてきでした。
やすおくんは わたしの横で バーの前の金網にしがみつくようにして お芝居を見ていました。
終わってから 四星球のCDを買おうと思ったんですが なんか 人の流れが激しくて なんとなく その投げれにのまれてしまって 外に出てしまいました。
まあ、いいか、と思って 帰ったものの どうにも こうにも 気になってしかたないので
でも 次のライブは まだ先なので 通販を頼むことにしました。
早く届くといいなあ。
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