今日は　南港のフリーライブに行って来ました。


　今日は　ひとりで参戦。

　一人でいくのは　初めてなので
　ちょっと　どきどきします。



　南港に無事着いて　ライブ会場もわかったのですが
　なんか　普通の原っぱで
　人もほんとに　まばら・・・。


　え・・・、どうしよう、
　こんなん　目立ちまくりやん・・。


　さすがに　びびって
　意味もなく　フリマを　うろついてしまうわたしでした。



　でも　セクマシは　ラストからふたつめで
　セクマシの頃には
　かなり　人も集まってきていて　ちょっと　安心。

　今日は　もう　目立たないところで　こっそり見ようと　思ってたのですが
　セッティングの音が　聞こえてくると
　もう　我慢できなくなって
　そこそこの場所を　確保してしまいました。


　結構　入念なサウンドチェックがあって
　特に　たっちのマイクチェックは
　ちょっと　おもろかったです。


　チェックが終わると
　森田くんが　非常に　穏やかな　丁寧な口調で
　
　「では　よろしくお願いします。
　　いったん　はけて　着替えてきますので。
　　2、3分後には　よろしくお願いします。」

　と　行って　ステージを降りていきました。



　はあ、さすがやなあ。


　しかし　初めての人は　この2、3分後に
　あ〜んな人たちが出て来るなんて　思いもよらないことでしょうね。



　え〜、ところで
　南港に着いた時は　春めいた　暖かいお天気だったのですが
　セクマシが　サウンドチェックをしている頃から
　なんだか　急に　寒くなってきて
　もう　コート　絶対　脱げないって感じ。


　この寒さやったら　森田くん　寒いやろなあ、
　と　思っているうちに　SEが流れ
　ギターの村山くんが　拍手をしながら　出てきました。


　うっわ〜、タンクトップやん！！

　さぶ〜！！

　しかし　さっきまで　赤のポロシャツ　着てたから
　このタンクトップって　衣装やったんや〜。



　それから　ドラムの徳本くんが出て来て
　そのあとは　たっちです。


　おお、今日も　おどってる　おどってる。



　そして　もーりーの登場です！


　あいかわらずのすごいテンション！！



　前の軍手少女集団は　大喜びです。


　しかし　通り掛かりのお客さんは
　森田くんのテンションに　あっけにとられているふう。


　わかるわかる、その気持ち。


　

　さすがに　かなり　寒いらしくて

　「声だしていかないと　凍え死ぬからな！」

　なんて言っていました。


　フリマ会場限定のC＆Rは


　『売ってるかい！　買ってるかい！』


　でした。



　「これなら　フリマやってる人も出来るだろう。」

　とのことでした。


　C＆Rのあと、

　「よかったな、安く買えて。
　　よかったな、いらないものが売れて。」

　といってました。



　このテンションの高いMCに
　足を止める人が　ちらほら。


　山高帽をかぶった男性が　立ってみていると

　「そこのおしゃれなおにいさんも！」

　「お〜！　いえぇ〜！」

　「PAさんも！」

　「いえい！」

　と　あたりは　だんだん　セクマシの世界になっていってました。


　「おれは　貧乏なんで　こんな破れたジーパンをはいている。
　　今日は　フリマで　ジーパンを買って帰ろうと思う。」

　と言ってました。



　そして　ようやく　1曲目。

　「サルでもわかるラブソング」。


　今日は　ちょこっと　控えめに見てたので　振りはやめときました。
　そんな人が　多かったせいか
　森田くんは　突然　ステージを降りると
　客いじりに　突入。


　フリマだったので
　こどもが　おもしろがって見ているのを見つけ
　その子のとこへ行って

　『お―れ―　おまえ　すき―』

　と　歌わせていました。


　その子は　恥ずかしそうに

　『お―れ―　おまえ　すき―』

　と　歌ってて　その声が　とっても　かわいくて
　なんか　ぱあっと　その場の雰囲気がなごみ　やわらかくなりました。


　ねらってるのかどうか　知らないですが
　こういうとこのつかみ方、うまいですね。

　ファンダンゴでは　しゃがませて
　ここでは　こどものとこへ　行く。


　森田くんは　たぶん　計算しているわけではないと　思うのです。

　計算しているんじゃないけど
　そういうつかみ方が　すっと　心にきざすのでしょうね。

　それは　まさに　頭のよさと　心のきれいさだと　わたしは思います。


　で、そのあとは　会場中を走りまわって
　ステージにもどり　熱唱していました。



　それで　「報われないぜ」　の時は
　その男の子が　ステージ前に　ふざけてやってきてました。

　そこで　MC、

　「少年たちに聞かせるには
　　あまりに　ネガティブな歌なのだが・・。」

　それでも　サビの振りの指導をしていました。

　あ―、なんか　こんなとこやのに
　平気で　手　上げてるやん、わたし。

　もう　終わりやな。



　前の曲が　終わっって　「ネクラ」　につなげる時
　森田くんが　
　「ドラムソロ！」　と　言うんやけど
　ドラム　ちょっとしか　叩けへんねん。

　そのあと　ステージ裏から
　キーボード　持ってきて　
　（ライブchで　『ちょっと壊れちゃったよ〜！』　って言うてるやつ）
　手のひらにのせて　バランス取ってた。
　「早く　拍手しないと！」　とか　言いながら。

　ベースソロは　前の方の女の子　手招きして　近くに来させといて
　「わ―――っ！」　って　おどかしてた。


　それから　ギターソロにまわってきて
　「ネクラ」　の速弾きに　入るんですよ。


　まるで　ネタやね。



　そうそう、女の子たちと言えば
　森田くんが　
　「セックスマシーン　初めての人！」　というと
　軍手はめてるにも　かかわらず
　その子たち　手を上げてました。

　「うそ　つけ。」　（言葉は乱暴ですが　とても　やさしい口調でした）
　「そんなうそに　だまされるような俺ではない。」
　「俺は　そんなお人良しじゃない。　
　　メンバーのうち3人は　（つまり全員）、　電話でだまして　引き入れたんだ。」

　と　言ってました。

　その言い方が　なんか　えらく　おどおどしてて
　あんた　思いっきり　いい人やん、と　思ってしまいました。　
　
　　

　あ、この　「初めての人！」　の時、
　中央あたりで　大喜びで聴いていたカップルが
　元気に　手を上げていました。

　これ、ファンGETやね。



　終わり近く、

　「フリーマーケットの人、ジーパンを安くわけてください。
　　サイズは　27から28です。」

　

　え！　　うそっ！　　ほそっ！！


　
　結構　背　あるのに。
　
　そんなん？


　「ちょっと　やせちゃって・・・。」

　と　ギターの村山くんに　照れくさそうに　悲しげに　言ってました。
　失恋のせいなんでしょうかね。


　で、村山くんには
　「いいからだだな、うちのマッチョギターです。」　とかって。

　そしたら　村山くんは　また　半身にかまえて
　ポーズ取ってました。


　そうそう、ジーパン、「色は濃いめ」　が　ほしいそうです。




　最後の曲の　「安全地帯」　の前には

　「なんか　夕暮れてきて　
　　さっきのキッズも　いなくなってしまった。
　　さびしくなってきたな。」

　「悲しい時には　
　　お腹いっぱい食べて　
　　あったかいお風呂に入って
　　ふとんで寝るのが　いい。

　　むずかしいことは　明日　考えればいい。
　　今日　出来ることは　明日　やればいい。
　　それで　1日でも　長生き出来るんだったら。」　
　

　なんで　一回は　こんないいこと言うんやろ。

　じんときてしまった・・・。


　MCの感動を胸に

　　　
　　　今日はふられて泣き寝入り　それが悪いとは思わない
　　　明日は一日寝て暮らす　別に君が悪いわけでもない


　・・・と　サビのところ、
　しっかり　手をあげて　歌ってきました。




　最後の　BON　JOVI、もう　撮影大会になってました。
　ちょうど　ステージの後ろに　夕陽がかたむいていて
　おそろしいほどに　ベタな光景となっていました。

　もちろん　わたしも　取りましたよ。

　
　ちょっと　なかなか　いい写真かな〜、って　思ってます。


　
　

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