今日のブルー
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2007年05月22日(火) NIN絵日記


セットリスト2曲目はここで聞けます(ライブ音源じゃないです)
もうこれ爆音だわトレントタンバリン叩きまくりだわ
歌声は生気に満ちあふれてたわ、インストのHYPERPOWER!の後スモークの中から
登場したトレントに観客沸いた沸いた!
NIN風呂は一瞬にして沸騰。



覚えてるとこを書いて行きます。行けなかった方、当日券で行けるもんなら
ぜひ名古屋大阪へ!20日のライブはNIN最高ライブのひとつに入るかもしれません。

頭三曲は新作から。オープニングアクトの後からじらされてじらされて
客電が落ちた瞬間歓声!!わたしも叫んだ(^^;
HYPERPOWER!からThe Beginning of the Endへ変わった瞬間トレント登場
一気に前方人が押し寄せる。死ぬ。
だけどあの歌声がゴつい兵士のような姿から力強く叫び出されたらもう踊るしかない。
キレがとにかく凄い。見た目こそ親父様におなり遊ばしたけれど
関係ない関係ない誰だクマだの木こりだの親父だの(わしだ)言ってるのは(笑)
Survivalismなんかもう叩き付けるようにマイクをシェイクシェイク。
かっこええええ、と見惚れるやら踊るやらうわーもうたまらん、と家人の胸
パンチしてしまった。
ついでに下にいた人の頭殴っちゃって(故意じゃない)あわててごめんなさいと
謝り、いいですよ、と優しく(激しい客層の割に皆けっこう優しいのよ(^^;
許してもらってまたあわてて腕を突き上げまくる。

終わった瞬間今度はTerrible Lieですよ。落ち着く暇なんかない。
ヘイ、ゴーッド!
そしてHeresy。これ個人的にもの凄い好きなんです。
イントロ聞いた瞬間うおおおお!
この曲構成が無茶苦茶かっこいいんです。じわじわ連れてかれるような
囁くファルセットに近い声。
一転あの叩き付けるようなトレント節炸裂で昇天。
たまらーんと歓喜にじたばたしてるのに容赦なく次はMarch of the pigs
あれが来たら最前列にいる人は皆覚悟。モッシュの嵐っす。
だけど前日、モッシュが激しいやら気分悪くなる人続出だったせいか
(ロビーにけっこう人が座り込んでたし私も途中で逃げた)
二日目みたいな状態ではなかったです。
客層の違いかしら。

三日目は観客がきちんと切り替えて乗れてた気がして、そのせいかトレントも
テンション高いは嬉しそうだわ、客もやる側も嬉しそうで一体化したライブって
こういうのを言うんだろうか。
(それでも二日目凄かったですよ。あまりにも各日ハイレベルすぎ)
あげくにその後The frailですよ。もう泣くかと思った。
静かで繊細なピアノの旋律が流れ出し、ライトもフラジャイルをイメージしたような
ブルーとピンク。倒れそうなくらい狂喜しました。
この調子でほぼNIN最強の選曲が続き、ついにHurtが出た!

私は涙と鼻水で家人のタオルをブン取ってしまった。
特にこの日は声も良かった。
昔は今にも壊れそうな危うさで歌ってた気がしたんだけど
私が生で聞いたHurtは生命力の固まり。
騒ぐ人もいないしんと静まり返った会場。
一声一声に魂が乗っているというか、あの曲は別格です。
トレントの変化と共にこの曲も生まれ変わり続けてるのかと
声上げて泣くの必死こいて堪えました。
生きてるアーティストって凄いなって痛感。
最初全ツアーおっかけなんかアホやなと自嘲してたけど
とんでもない。全部が生き物。
生きてるライブというかその瞬間しかあり得ない音でした。
せめて日本くらい全部行って確認したいです。
全身疲労でも心が生き返るというか、感じてた閉塞感打ち破られるような
気すらした歌声でした。
とにかく気力がみなぎって来る。

激しく抵抗して生きる、という意図はお尻蹴飛ばしてくれます。
戦闘服でヒゲ!
芸術は抵抗になり得る。
NINの音は凶暴で破壊的で陰鬱で繊細です。
トレント・レズナーの目はすんごい優しかったよ、と会えた友人達が言った。
にっこり笑いかけてったトレントのヒゲ顔は可愛かったです(笑)
若い頃見たらそりゃあ惚れただろうなあ。昔からのファンの皆さん。


そんで、二日目、キーボードも客席に放り込んだのね(^^;アレッサンドロ。
大盤振る舞い。
可能なら殺される覚悟で最前列!
音をきちんと聞きたかったら下がる方がいいようです。
今最終日のセットリストiPodに作って流してます。
あれ海外のファンも驚いてるみたい。

名古屋大阪が楽しみです。





                                   


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