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2012年04月30日(月)

見切る

改善すべきは改善し、気持ちも新たに仕切り直しで第2章!な雰囲気漂わせていた放映前。

見ての感想。
良かったですよ。17話だけ取り上げて見る分には。

総じて役者は好演で、話はホームドラマで幕の内弁当のごとく、ちまちまと小綺麗にまとまっていた。
見やすい。分かりやすい。

でも!
連続ドラマとしての話の繋がりが見えないの!
先週、頼長さまは家成の家叩き壊して、鳥羽院怒り狂って、で、今週は?
摂関家の兄弟の諍いは?
ダメ義と義朝の決裂も唐突。
いさかいの背景を何にも描かないから、単に気に食わない・気が合わないので反発しあってますとしか見えない。

結局心の動きが何も見えない。そりゃ「何か話がわかんないんだもん」となるだろうよ。
それは別に登場人物が有名かそうでないかの問題ではないだろう。
普通、ドラマの登場人物は知らん人だ。

"これからは保元の乱、平治の乱と大きな事件もあり、盛り上がってきますよ〜"な制作陣の談話出しておいて、
かつ、あと数話で保元の乱なのに、全く乱に繋がらない家庭内問題で一話使う。
もったいない。

職場で子供の名前列挙してばっくれる36歳というのもどうかと思うし。
"清盛。型破りで大した男だ"ってのは台詞で聞かされるものではなく、見た人が思うことであって、台詞で言われても興ざめ

うーん。。。仕切り直してこれか。
見切ることにした。
森田剛に未練はあり、叔父さんの最後も、深きょんのゴッドマザーにも興味はあるが。
いよいよいいや。
保元の乱まで録画で見て、そこで予約を切ろう。

玉三郎のコメントをこれみよがしに公式ホームページに乗せる姿勢からして、
相容れない嫌な感じはあったんだが。
ちりとてちんの評判が良かっただけに、期待も大きく、いつか何とかなるかと思ったんだけどね。


吉川弘文館営業部OfficialのTwitterコメントに
"「大河で取り上げられた」=「本が売れる」ではなく、癖のある脇役を実力のある役者さんが怪演すると注目される感があります。"
とあった。
頼長さまの知名度アップ&売上に貢献した/実力派とみられているんだー/怪演という評価も嬉しいね。
ということで満足いたしましょう。


alain

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