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2012年04月09日(月)
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「はて、何か心当たりでも?」 @平清盛14回
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「はて、何か心当たりでも?」
"はて"の平板さと、"でも?"の語尾上がりがたまらん! 通常なら、これで大満足。が、今回は"押し倒し"の14回!
ノベライズ本、ドラマティックアクターズファイル等、手に入る全てのネタバレ情報を入手し、 期待と想像を膨らませての待機であったが、それらを遥かに凌駕してくれた。
見終えてまずの感想。 "怖ぇ・・・。夢に出そう。"
萌えとかエロよりなにより、沸き上がったのは恐怖だった。 背筋がぞくぞくするような冷気。爬虫類の妖気。
いやぁ。こう作り上げてきたとは。
音楽がべた過ぎて、興ざめところもあったが、まぁいいか。 ライティングは、ここで凝らずしてどーするの場面できっちり凝ってくれて大満足。
そして、なんとも色っぽかった。 指の動きが、目線の投げ方が、囁きのひそめ方が、ついでにオウムも(笑)、隠微な世界でありました。 白が着せたら無敵。 おじゃる丸メイクがこれほど凄みをもたせるとは。
美しく、怪しく、想像を超えて恐ろしく、鬼畜にして締めが甘い。 頼長様がどんどん見えてきたような気がしました。 満足です。
世評を垣間見たところ、概ね好評のようで、"だろ?だろ?"とこれまた大満足なのでした。
そのシーン除いても14話は出来良かったよねぇ。 源平御曹司二人の漫才も良い感じにこなれてきたし、(仲良すぎると平治の乱きっついなぁ。ついでに言うとオスカーの一押しは演技以前に声質が受け入れられず。論外) 源氏家庭内の和みと不穏の種、 パパ盛の迷い、家貞との過ごした歳月が見えるような言葉少なな語らい、 宗子のやるせなさ、 清盛・時子の夫婦漫才、 時忠の抜け目のなさとダメっぷり(やっぱいいなぁ、ゴウくん) 頼りになる盛国(上川隆也の無駄遣いと思いつつも、でも、短いシーンでぴりっと信頼感を打ち出せるには彼くらいで無いとだめなのか) 平家・愛の忠正おじさん・・・
全てがきゅっと家盛を支点に締まって、多彩な上にすっきりテンポが良く、楽しめた回でした。 そう、忘れてはいかん。 家盛。おびえっぷり、無理な微笑み、魂の抜けっぷり、素晴らしかった。
そうなんだよなぁ・・・。 家盛はわかるんだよ。何考えて、どんな人かが。 忠正も平家・お兄ちゃん大好きで、清盛には辛く当たるけど、悪い人じゃあないんだよーって伝えたいのね、って作者の気持ちがわかる。 宗子もぱぱ盛も、頼長もわかる。
でも、清盛がさっぱりわかんないんだよっ!
家盛が舞いを褒められている場で、ぶんむくれているのって、それは何? 自分が棟梁じゃないと気に入らないってそれは何だ? 別に出ていけと言われたわけでもあるまいし、家盛を棟梁に自分は�癸欧濃戮┐譴个いい犬磴鵝� さんざん武士でいる意味がわからんとかだだこねてたのに、いざ外されそうになるとそれはそれで機嫌が悪い、という。 義清・西行も気持ちの動きがちーともわからんかったけど。清盛もさーっぱり心の動きに共感できず。
書きたいと思って書いている人と、置きにいってる人との差なのか?という気さえするほど、むらが有る。 あんまり得意というか、作者の馴染みがあるタイプじゃないんじゃないかなぁ清盛って。 しかも、松ケン自体が単純明快豪放磊落というより、静かに悩める青年の方が演技がはまるもんだから、無理に無理を重ねた増築になってしまい、 どうにもキャラクターがちぐはぐな感じ。
alain
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