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2010年09月15日(水)

秋の準備をする

一気に涼しくなり、30度以下。
すっごく涼しいような気持ちになるがそれ普通ですから。9月も半ばです。

もう、このまま一生気温が下がらないのでは?!とまで思ったが、
何一つ変わらないもなんてないのだなぁ。

でも、これは四季がある国ならではのメンタリティかもしれん。
シンガポール通信に「いいなぁ。日本には秋が来て。」って書いてあったから。


涼しくなったので、身の回りの整理にも踏み出す。以下、やったこと。
1.本を売りに行った
  最早完全に顔を覚えられている。
  月1か1ヶ月おきかで、紙袋で本持ち込めばそりゃ覚えられる。
  買う本屋(古本屋)は2軒あるけれども、売りに行くのは1軒のみ。
  個人資本のサブカル系古本屋。
  私の持っていった本は案外回転が良いようで、しばらくして本棚見に行くと、かなり旅立った後だったりする。
  それはうれしいこと。

2.秋服を考えること
  着くたびれた服ばかりになってきたので、そろそろ買わないとと思う。
  何を買ったらいいのか、気持ちがとっちらかってわけわからなくなってきている。
  なので、一枚の紙に書き出してみた。

  自分の良いところ・出来れば隠したいところ、それから、自分の表現したいイメージを形容詞で、
  その逆に、こうは見られたくないぜ を形容詞で、それぞれ書いた。
  後、似合う色や形、これは駄目だったなぁという服も書いてみた。

  なぁんとなく、イメージは整理できたような気もするけど、どうだろう?


そうだ。
古本屋と言えば、"あったら"縁があるということで・・・と思いつつ、行ったらあったので、
買ってしまいました。

天野節子著 『目線』

ちなみにテンペストはあらすじだけで腹いっぱいなので、出会っても買う気はなし。

話は戻って『目線』
事前に読んだ書評が非難ごうごうで期待値が低かったからかもしれないが、とても楽しく読めた。
2時間なら2時間、例えば移動の時間を楽しく過ごすには過不足のない佳品かと。

全体の印象は"昭和50年代の横溝正史"。

出生の因縁と根深い復讐心、客観的に見てそこまで思いつめなくてもと思う動機。が横溝正史っぽい。
そして、"あれ"をトリックと言い切る感覚と言葉遣いが昭和50年代。
(トリックというほど大それたもんじゃないような・・・・)

語尾が「〜わ」ってリアルではほぼ聞かない。
さらに幼馴染でその後も切れ目なく仲良くしてきた人を、男性だからといっても、
昨今は"さん"付けでは呼ばないでしょう。とか。

これは舞台を現在にしないほうが馴染むと思うのだが、ケータイが出てくるからなぁ。

少々だれるシーンがぽつぽつあって、一回漉して4/5に圧縮したら、もっと締まった作品になった気はする。
また、アクロイド と同じ描写は、そこまで親切に書かなくてもとも思った。
だってあからさまに浮いてるんだものその文。悪目立ちしている。
机の上を片付けた・・・位じゃだめか?

文章では最後まで明確には描写されていない件が、映像だと冒頭からわかってしまうが、
小説としてもことさら"そのこと"を隠すMeritは感じられず、返ってMisdirectionにもなっていいかもしれない。

読んでいて楽しかったし、結構面白い作品になるかもーとも思いました。




alain

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