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2009年06月29日(月)

『西郷札』と『陽炎の辻3』9回目の感想

松本清張の『西郷札』を含む新潮文庫から出ている短編集を読む。

お腹いっぱい。
作品はどれもほぼ同じ。
ばーちゃるな価値観(よく言えば矜持、普通に言って見栄)に固執して周りを見ずにうつむいて突き進む人達の話。
しかも、その拘りがわかり難い。
小説だと心理描写があるからわかるようなもので、
実生活で身の回りにその話が展開していたとして、気づくかというと自信ない。

自らを省みて共鳴するところもあるだけに、なお嫌な感じ。二度と読まない。
松本清張の占星術上の星のバランスは四区分のうち火の性質が強そうと思った。

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『陽炎の辻』9回目の感想
道場のシーンの華麗な舞や雑賀泰造のTOO MUCHな不気味さはエンターティメントとして好き。
鶴吉さんがからむありえない偶然の積み重ねも、鶴吉さん見れたからいい。
ドラマだし。ご都合主義はいいの。

ネックはおこんちゃんのキャラですよ!
以前、ようやく受け入れられるようになってきたーと書いたけど、今回はもう最悪。

おこんちゃんって、10代から親元を離れて一人住み込みで働いてきた人だよね。
推測するにほぼキャリア10年。もしくは10年超。
気働きと勤務態度がお店でも認められて、順調に出世して、奥向きのTOPにのし上がった人だよね。
それが、オトコ問題で職場放棄っすか。
もう、ぐだぐだ。

男が作ったドラマだと再認識。
恋人にそこまで一途に思われるのは気持ちいいでしょう。
彼のことで心一杯な女は可愛いでしょう。

でも、そんな人と一緒に仕事したら大変だよね。
とかは考えないのね。

勢いついてきたので書くけど、お佐紀さまにも不満。
りんとしたお姿は2の頃より貫禄があり、素敵ですが、お内儀様は奥向きのBOSSですよね。
部下が仕事ほったらかして無断で出て行ったことは、自分の監督不行き届では?
自分の非を棚に上げて、しゃあしぁあと人を責める面の皮の厚さに感心。

磐音さまの母上も感じ悪かった。
あれじゃあ単なるヒステリーババだよ。

辻の脚本家は構成力は凄いと思うが、女性観は嫌いだ。


クリエイターにはゲイが多いという。
美意識を怠りなく磨くからとの説もあったが、いや、目線が両性具有だからでしょう。
性的嗜好がゲイでなくても、心が乙女な人とか。ミタニンとか・・・

「初めて洋装の土方を見た時は王子様みたいでどきどきした。」
これが乙女でなくてなんだんだw

彼の書く作品の全てが好きなわけじゃないけど、彼の書く女の人は皆好き。
辻の脚本家がMOOKで語っていた。
「書いていて楽しいのは勝気で意地っ張りなおこん」

ミタニンの書く"勝気で意地っ張り"は可愛いのに、辻の脚本家の"勝気で意地っ張り"はひたすらうざい。
ここら辺の微妙なとこはもう、トマトが好きとか嫌いとかそういうレベルの話なんだろう。



alain

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