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誰が本屋を殺したか?みたいな題名の本なかったっけ?
世間も『景気回復だ!買え買え買い換えろ!お金も上げるから!』 みたいな風潮だし、確かに労力考えると本1冊ってものすごく安いんだけれども・・・。
すみません。 本を古本屋で買ってしまいます。 しかも、売ってもしまいます。もしくは図書館に寄付してしまいます。
自分、資本主義社会の敵だと思いつつも。 ・・・安いし。後、買わなきゃ捨てられる本って、何かすごく切ない。 本を捨てるのも凄くごめんなさいな気持ちになる。大切なものなのにと。
でも、出版とか作家とか流通を支えるには、新刊を買って、読んだら人に貸したりも絶対せず、 即座に古紙回収に出すのが良いことなんだろうな。
高速道路料金の割引の話を聞くと京都議定書はどーした?と思う。 車やテレビの買い替え促進にごみ問題は?とかつっこみを入れる。 浮世は色々と面倒だ。
と、本題に入る前に相変わらずぐだぐだしておりますが。 要するに何が言いたいかと言うと。 昨今、お目当ての本以外は、古本屋の中でも最近100円コーナーか3冊500円コーナーで もっぱら面白そうなのをあさっているのだけれども、そこで3冊買ったうちの1冊。
宿命 「よど号」亡命者たちの秘密工作 by高沢皓司@新潮文庫 が超絶面白かった。と言う事を言いたかった。(前置きが長かった)
「よど号」って随分後まで、船のことだと思っていて(だって飛行機に○○号とつけるとは思わないよ) 船なのにどーしてハイジャック?!とか思っていたくらい事件のこともその後の活動についても知らなかった。
人に面白いよー!と言ったら、出来事そのものがそのまま面白いからねと言われた。 確かにそうだけれども。
勢いのある文章と、後なんて言えばいいのかな。 著者も旧赤軍派だったことも要因なのかもしれない。 思想がはばをきかす団体の人間関係の怖さってものを体感として知っているんだろう。 自由にモノを考えることを抑圧する恐怖の描写がハンパ無い。震えるほど怖い本を久しぶりに読んだ。
さっき調べたら、よど号の子供たちって2009年つまり今年には全員日本に入国しているんだね。 何の意図があるんだろう? 差別とか色眼鏡とか、すぐ人に感化されるとか言われてもかまわないが、真剣に怖い。
っつーか。 帰りたくても帰れない人を日本で待っている人が、そのニュースを聞くことが気の毒だ。
alain
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