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2008年12月26日(金)

坂口安吾は好き

新聞とかニュースとかって号外だけでもいいんじゃないかという気になる。
何か1つネタがあると、そればっかりなんだもん。
憶測を積み重ねてで、何を伝えてこれから何をどーしたいのか、わからない。
放送時間の埋め草とか暇な午後の時間つぶしにするには、
特に死者についてだと死体つつきまわしているみたい悪趣味極まりないし、人の不幸ならば心が汚してる気がする。(頭にあるのは飯島愛と雇用調整のニュース)

最近は一応世間のこと知っておくかと思った時には、
NHKのBSニュース(10分間)を見ることにしている。


借り物の『坂口安吾』を読む。白痴とかが入った短編集。
これは好き。時代設定は古いのに妙に古さを感じない。
いかんなぁと思いつつずるずると女に気持ちを纏わりつかせるところは
村上春樹と同じなんだけど、坂口安吾だと全く不快感を感じない。
なぜなのだろう?
感覚的な反応は大半が無意識の発露と思われるので、
自分で認識出来る理由は一部だろうけれど、多分こういうことなんじゃないかな。

"投げてる"

村上春樹の愛情は所有と繋がる気がする。
しかも両手に持った花のどちらも離したくない感じが、私には感じられて、
そこから身勝手とかずうずうしいとか思ってしまうのだろうと思う。

坂口安吾からは、なんていうのかな。
流れるままにふらふら歩いていて、たまたま頬に張り付いた落ち葉を瞬間愛でる、みたいな刹那な愛を感じる。

私にとって、愛っていうか感情全般に対しては刹那であることが自然。
刹那が重なった際にまれに期間になることもあるが、"永遠の"とか"ずっと"とかいう感覚は遠い。

"破壊願望"。

古さを感じない要因の1つはそこにもあるようにも感じる。
1999年の世界の大魔王とか、2012年のマヤの暦の世界の終末とか、
コンスタントにブームになるというのは、"もう面倒だから全部壊しちゃえよ"という願望が、
時期により多寡はあれども、常に一定量は存在するということなんだろう。

多分、今は世の中ごと爆死という衝動は強い時代だと思うから、
上手く仕掛ければ、蟹工船の次は坂口安吾ブームも起こせるんじゃないか?!

とか、書いていると少し落ち着く。
午前中にささいなことだけど嫌なことがあって、気持ちが沈んでいた。
弱い。弱すぎる。自分。

占星術でいうこと、バランス的に四元素のうち風と火の強い人は欝になるとはまるらしい。
過去の蓄積を自分の中に持ててないから・・・みたい。

だから、書くということは助けになる。
まず、自動書記状態なので一種写経っぽいトランス状態になって、気持ちさっぱりする。
あと、読み返すと、噴飯物のなかに、時に自分結構まともなこと考えてんじゃんと、過去LOGを確認して
自分に励まされたりもする。



alain

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