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2007年11月23日(金)

2003年レ・ミゼラブルのCD

帝国劇場の売店のホームページから、買ってしまった。
2003年レ・ミゼラブルのCD。別所哲也Ver。
自分の中ではマリウス=山本耕史Ver。

レ・ミゼラブルは計3回見ている。
が、山本マリウスは見ていない。(ばかばか。2003年の自分ばか。)

そもそも、マリウスについてはあまり良い印象がなかった。
MY一回目のレミゼは野口五郎のマリウスで。(ちなみに山本ガブローシュであった)
彼のマリウスは凄かった。
CafeSongで一瞬にしてミュージカルをムード歌謡に変えて見せたあの力量には、
人生初ミュージカルの私でも呆然としたものだ。

という記憶があるが故に、
CDがあることは知っていたけれど。まぁ手に入れるというほどのものでもないなと思っていた。

が、ようつべの画像(違法です!)を見て、一気に気持ちが変わった。
一本気で純情で繊細なマリウスに、心を奪われてしまった。
奪われつつも3ヶ月くらいは抵抗していたのだが、結局購入してしまう。

久しぶりに聞いた正統ミュージカル。
字あまりの歌詞に、いかにもミュージカルな歌唱に、
ミュージカルに心が痒くなる人の気持ちがわかるなぁ・・・とか思いつつ。

マリウスはやっぱり良かったです。
ベクトルが違うが故に、妙にくっきり浮き立って、結構目立っていたとことも、
ファンとしては買った価値ありとか、せこく満足してしまった。

ベクトルの違いというのは、
他の人が歌に気持ちを入れているのに対して、山本さんはセリフを音に乗せているという
アプローチの向きの違いということ。どちらが良いとかではなく。

山本さんの歌には、以前は結構気になっていたことだが、やはり2003年ということもあり、
声の芯の弱さはあるように思う。
けれど、CDということもあり、耳元でとても柔らかくて聞いていて気持ちが染みる。
声の軸が太くなった今、マリウスをやったら、もう絶品だろうなぁ・・・。やらないだろうけど。

CafeSongはこれはもう素敵すぎ。
嘆きを歌わせたら右に出るものはいないね。

歌詞が土方にかぶせてもまんま通じるところが。磐音さまに重ねても通じるところが。
有る意味興味深い。

考えてみれば、マークもジョンも(まぁこれは同一人物と考えても良いかもしれないが)
友達を失うないしは失う可能性に悲嘆する役だ。


どっか、泣かせてみたい衝動を演出家に与える役者なのかもしれない。
三谷さんも、組!!の時に「どうしても本が笑いの方向にいかない。」と言っていたが、
交友関係も広くとても華やかな印象で、かつ、人生として公の経歴を追う限りは、
殊更に"陰"を背負う要素はないように思うのだが。

翳りを醸し出す、その大本には何があるんだろうね。





alain

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