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2006年12月12日(火)
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『華麗なる一族』 と木村拓哉
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SMAPが各TV雑誌の表紙を飾り始め、あぁ年末だなぁという雰囲気。 もう、季語にしちゃえと思う。 いつ頃からかしら。
98年頃は既にそうだった気がするのだけど。 そして何時どうやって終わるのかな。 これまた各誌一斉か?
『華麗なる一族』のキャスト表もTV雑誌に出だして、わくわくが募る。 しかし、『華麗〜』を木村くんがやることについては、終にこういう展開に来たか〜という懸念もある。
"社会派ドラマ"という意味で新境地とか言われているけど、私は全然、木村くんの路線が変わったとは思っていない。 お仕事ドラマの場合、彼は一貫して、"アンチ常識な役"を演じてきている。
占星術的には、太陽のサビアンが『命令に抵抗する兵士』だから!と読めるが。それはさておき。 アウトローでHEROというと、そういう展開が常套なんでしょう。
だからドラマの中で彼は最初から最後まで軸がぶれない。 変わるのは周りの人だけ。 主人公に関わる人々は、その"アンチ常識"に面食らい、価値観を揺さぶられ、自分の生き方を変えていく。
しかし、ドラマというバーチャルな世界でも、役者は生身で、早い話が時が経つと、年をとる。 それによって人物相関図における立ち位置は変わらざるを得ない。
『HERO』 立ち位置は、とっぽい若手。 (それ以前の、ラブジェネはうろ覚えだけけど、これも確か、型にはまらない若手社員だったよね?) 『GOOD LUCK』 は、これもまだまっすぐに夢を語る若手でいられた。
『プライド』 このあたりから、ちょっと見てて"痛い"。 チームをまとめる先輩という歳になってきていて、ストレートな"アンチ常識"の表現が難しくなる。 『エンジン』 これはもう、"痛たたたた・・・・"という設定。 ピークを過ぎて、「もうあんたの時代は終わったんだよ。」というところからドラマが始まる。 (この企画持って行った人って勇気あるなーと思う。もしくはデリカシーがないか。)
一応"アンチ常識"くんはここでも、『周りの価値観を変え・・』つつドラマは進むが、 周りというのは、孤児院(とは今は言わないのか?)のお子ちゃま達で、品下ったというか、安直というか、世界が小さい印象は否めない。 また、ラストの回で、彼が生きる舞台は外国のラリー。 見方を変えれば、自分の今までの居場所には何の影響も与えられず、立ち去ることが出来たのみ、とも言える。 一言で言うと逃避。
マネージメント担当とか、もうちょっと企画選べよーと、思っていた。
その流れで言うと、今回の『華麗〜』は、こっちに舵を切ったかーと、非常に興味深い。 直近の選択としては順当であるけれど、その分、次の分岐の難易度を高める選択だと思う。
今回、『華麗〜』で、木村くん演じる鉄平は"アンチ常識"な熱い男。 これは今までの木村くん演じる人物のキャラを踏襲している。 が、鉄平は結局、何も変えられずに敗れ去っていく。(原作通りにドラマであったとして) 最後、大きなインパクトを家族に与えるが、それは自分の死と引き換えでしかない。
思えば、そういう意味では、初めて"負ける"木村拓哉が見られるのだなぁと思うと、 新境地と言えなくも無いのか・・・。
いや、もしかして、この作品は木村拓哉の第一期のピリオドという位置づけなのかもしれない。 うーん。それならわかるかも。
どーなんだろう?
alain
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